夜間、右側走行の無灯火自転車に注意

 平成25年12月1日より、自転車は左側を走行することが義務づけられてからずいぶんと時間が経っていますが、多くの自転車は走行ルールを守らず、右側通行をしているように思います。

 

 車を運転していると、前方の駐車車両の陰から右側通行の自転車が突然現れたりして、ビックリすることが少なくありません。

 

 昼間の明るい時間帯なら、遠くから自転車が逆走してくるのが見えるので、ある程度対処できるのですが、周囲が暗くなる夜間では自転車が発見しづらく事故のリスクが高くなります。

 

 それでも、自転車がライトを点灯していれば、その存在を遠くから確認できるのですが、無灯火の自転車も多く、かなり近づかなければ発見できないことがあります。

 

 もう一つの問題点は、車と自転車がスピードを出してお互いに近づくために、少し油断して発見が遅れると、正面衝突の危険が高まるということです。

 

 いずれにしても、街灯のない暗い道路を走行するときには、無灯火の自転車が右側走行して来ることもあるということを頭に入れ、ペダルの反射材など、ちょっとした光の手がかりを見逃さないようにしてください。 

(シンク出版株式会社 2020.10.27更新)

■「鳥の視点」で運転席からは見えない危険を発見しよう

 交差点事故を起こさないためには、運転席からは見えない危険を見つけ出すことが大切です。そうした危険を発見するには、運転席の上空から見る鳥のような視点を持って、交差点全体の交通場面をイメージする力(メタ認知能力)が必要となります。

 

 新刊小冊子「交差点を鳥の目で視ると隠れた危険が見えてくる」では、交差点の6つの運転場面を提示して、隠れた危険をイメージできるかを考えるとともに、それぞれ俯瞰図で交差点の危険を見ながら解説を読んで理解する構成となっています。

 

 メタ認知能力を高めるための教材としてもご利用いただけますので、ぜひ事業所での交差点事故防止教育にお役立てください。

 

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12月10日(火)

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