夜間、右折時は直進バイクに注意

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる10月22日午後9時半ごろ、福岡県柳川市の信号のある見通しのよい交差点で、右折しようとした乗用車と、対向車線を直進してきたバイクが衝突し、バイクの運転者が死亡する事故がありました。

 

 交差点を右折する四輪車と直進してくるバイクの事故、いわゆる右直事故のほとんどは、四輪車の運転者が、バイクの存在を軽視しているか、バイクの存在を見落としているかのどちらかです。

 

 今回の事故を見ると、当時雨が降っていたということですので、右折車の運転者がバイクを見落としたのかもしれません。

 

 右折する車から直進バイクを見ると、フロントガラスのワイパーの払拭範囲外にいることがあります。

 

 ワイパーが拭き取らない部分は、雨滴が付いて見にくくなっているうえに、雨滴にライトなどの光が乱反射していると、バイクの存在を見逃すことがあります。

 

 雨の日の夜間に、交差点を右折する際には、バイクの存在を頭に入れて念入りに安全確認をしてください。

 また、バイクを運転している方は、右折車が待ってくれるとは絶対に考えないで、いつ右折してきても対応できるようなスピードで交差点に進入してください。

 

(シンク出版株式会社 2020.11.4更新)

■「鳥の視点」で運転席からは見えない危険を発見しよう

 交差点事故を起こさないためには、運転席からは見えない危険を見つけ出すことが大切です。そうした危険を発見するには、運転席の上空から見る鳥のような視点を持って、交差点全体の交通場面をイメージする力(メタ認知能力)が必要となります。

 

 新刊小冊子「交差点を鳥の目で視ると隠れた危険が見えてくる」では、交差点の6つの運転場面を提示して、隠れた危険をイメージできるかを考えるとともに、それぞれ俯瞰図で交差点の危険を見ながら解説を読んで理解する構成となっています。

 

 メタ認知能力を高めるための教材としてもご利用いただけますので、ぜひ事業所での交差点事故防止教育にお役立てください。

 

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