前方に異変を感じたらすぐにアクセルを戻そう

写真はイメージです
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 前方の停止している車に追突する事故などを調べていると、停止車両に気づいたときに慌ててブレーキを踏んでも間に合わずに追突する事例が少なくありません。

 まさしく、気づいたときには時すでに遅し、といった状態になっています。

 

 それでは、本当にブレーキを踏む時点まで一切停止車両に気づいていないかと言えば、決してそういうわけではありません。ずっと前から追突した車両の存在は認識しているのですが、それを危険な存在だとは認識していないのです。

 

 つまり、ドライバーがまさか止まっていないだろうと考えていたり、漫然と運転して危険に対する認知能力が低下していたりすると、そのままスピードを落とさずに進んで行ってしまうのです。

 

 最初に認識した段階で、少し変だなと感じてアクセルを戻してスピードを落としていれば、意外と追突を避けられることが少なくありません。

 

 走行スピードに応じて停止できるまでの距離は決まっていますので、その距離に近づく前にブレーキを踏めば、確実に追突事故を避けることができます。

 前方に少しでも異変を感じたら、すぐにアクセルを戻してブレーキを踏む準備をしてください。

 

(シンク出版株式会社 2020.11.17更新)

■「鳥の視点」で運転席からは見えない危険を発見しよう

 交差点事故を起こさないためには、運転席からは見えない危険を見つけ出すことが大切です。そうした危険を発見するには、運転席の上空から見る鳥のような視点を持って、交差点全体の交通場面をイメージする力(メタ認知能力)が必要となります。

 

 新刊小冊子「交差点を鳥の目で視ると隠れた危険が見えてくる」では、交差点の6つの運転場面を提示して、隠れた危険をイメージできるかを考えるとともに、それぞれ俯瞰図で交差点の危険を見ながら解説を読んで理解する構成となっています。

 

 メタ認知能力を高めるための教材としてもご利用いただけますので、ぜひ事業所での交差点事故防止教育にお役立てください。

 

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