妨害運転の施行後1年で100件摘発

 昨年6月30日から、いわゆる「あおり運転」が妨害運転罪として厳罰化されていますが、警察庁では1年間の妨害運転の摘発状況を発表しました。

 

 それによりますと、全国の警察が妨害運転の疑いで摘発したのは100件にのぼり、妨害運転に起因する人身事故は23件起きていることがわかりました。

 

 妨害運転の対象となる運転行為としては10種類ありますが、いちばん多かったのは「不要な急ブレーキ」で24件ありました。

 続いて「急な車線変更」が20件、「前の車に著しく接近」が16件、「蛇行や幅寄せといった安全運転義務違反」が16件の順になっています。

 

 また、妨害運転罪には「交通の危険のおそれ」と「著しい交通の危険」がありますが、より罰則の重い「著しい交通の危険」が適用されたのは29件ありました。

 

 発表された数字だけをみると、「あおり運転」はかなり減っているようにみえますが、実際には摘発されていないケースも相当数あるのではないかと思います。

 何らかの理由で他人の運転に腹が立ったとしても、仕返しをするような妨害運転は絶対にしないようにしてください。 

(シンク出版株式会社 2021.8.31更新)

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