2021年12月──今月の運転管理/(令和3年12月)

飲酒運転根絶を実現しよう


8月の安全運転管理

 あっという間に12月になりました。今年の年末は飲食店への規制や行動自粛も緩んで、忘年会などの会合が増えるでしょう。

 

 お互いに親睦を深める機会が得られることは喜ばしいのですが、飲酒運転の根絶に向けて、気を緩めないようにしましょう。 

 

 また、歩行者や自転車などの活動も活発になるでしょうから、繁忙期であっても焦らず運転するように指導しましょう。

 

 健康面では、コロナ禍で体重が増加した人が多いと言われています。健康増進と感染症予防のため、厳冬期を迎える前に運動習慣を獲得するように呼びかけましょう。

  

12月の安全運転目標──運転者の皆さんへ

■危険を予測し、年末の事故を防ごう

繁忙期はとくに危険に対する感受性を高めよう

年末の事故防止

 

 師走を迎え、経済活動の復調とともに交通量の増加や事故の多発が予測されます。

 

 今年はとくに、長い間、出張や観光を控えていた人たちの活動が活発になっていますので、高速道路をはじめ観光地での事故多発が懸念されます。

 

 地理に慣れていない車が急に停止したり、合図を出さないで右左折する危険な行動を予測しておかないと、思わぬ行動に驚き、ブレーキが遅れて事故に巻き込まれる危険があります。

 

 また、年末の街頭では歩行者の飛出しや死角から出てくる自転車などを予測し、場合によっては徐行する配慮が必要です。

 

 緊急事態への反応は、事前に危険を予測しているといないでは、かなり反応時間に差があることがわかっています。

 歩行者・自転車・他車などの行動を予測する感受性を磨き、事故の危険を遠ざけましょう。 

■自分自身の「焦る意識」に気づくことも重要

「急ぎの心理」が事故に結びつくことを自覚しよう

右から横断高齢者事故

 

 また、この時期には「年内に納品してほしい」といった顧客の要望等に応えようとして、どうしても焦りや急ぎの心理に陥りがちです。

 自分ではそう意識していなくても、少しでも効率を高めようという気持ちが脳の活動に影響を与え、省略から見落としが増えたり、安全確認が甘くなる危険を予測しましょう。

 

 こうした自分自身の心理や行動に潜む危険性を予測し、「焦ると右折時に歩行者を見落とすかもしれない。焦らないで行こう」となどと意識することが重要です。

 

 自分がミスをおかす危険が潜在意識のなかに隠れていることを自覚し、自分の行動を客観的に観察することでかなりのミスを防ぐことができます。 

■以下の項目をチェックし、すべてハイとなるように自らの態度を反省してください

・年末は、歩行者・自転車の行動に注意して運転している

・他府県ナンバーの車の後方では危険な右左折を予測して走行している

・年末の渋滞を予測し、焦らないよう早めの出発を心がけている

・対向車線上の右折待ち車が焦って右折してくる危険を予測する

・高速道路では久しぶりの走行で危険な行動をする車の存在を予測する

・年末の繁忙期に入っても急ぎの心理を抑えるように心がけている

・久しぶりの訪問先では道路状況の変化に気をつけて走行する

・観光客が危険な行動をしないか、危険な横断などをしないかと予測する

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ


  

12月の重点管理目標──管理者の皆さんへ

■酒気残りを厳しくチェックしよう

酒気残りの危険
マイカー通勤で飲酒検問にかかる例もある

 

 12月は、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあることもあり、忘年会が復活しそうです。インフォーマルな飲み会なども開催されていますので、運転者が飲酒をする機会が増えます。

 

 管理者としては、運転者が飲み会の行き帰りに飲酒運転をする危険だけでなく、前日の深酒によって翌朝の酒気残りがないように管理・指導を強化しましょう。

 

 安全運転管理事業所に対するアルコールチェック(酒気帯びの確認)が明示され、その記録の義務づけが2022年4月に施行されます(ただし、アルコール検知器によるチェックの導入は、全事業所で機器の確保が間に合いそうにないので、来年10月まで延期されました)。

 自家用自動車を使用する会社でも5台以上使用するなど安全運転管理者をおく事業所では、運転前と運転後の酒気帯びチェックが義務づけられます。

 

 運転者・管理者ともマスクをして朝礼・点呼を実施していると思いますので、目視による確認といってもそう簡単ではありませんが、目の充血や運転者の受け答えなどで判断して、おかしいと感じた場合は、前日遅い時間まで飲酒しなかったかを確認しましょう。

 

 できれば、施行前の早い時期にアルコール検知器を整備することが得策です。

■多量飲酒の運転者は依存症予備軍と考える

ライト上向きの重要性

 なお、コロナ禍を経て、飲酒量が増えてしまったという人がいると言われています。

 

 これは、リモート勤務で自宅にいる時間が増えたことと、社会的な不安が高じてアルコールに癒やしを求め、家飲みの癖がついたことなどが理由として挙げられています。

 

 家飲み習慣が多量飲酒に結びつくことがないように指導しましょう。

 多量飲酒は、アルコール依存症の引き金となることがあるからです。

 

 先日、千葉県八街市で白ナンバートラックによる飲酒運転事故が発生し、小学生5人が死傷する事態となりましたが、この運転者が仕事中にコンビニなどで酒類を購入して飲酒をしていたことがわかり、常習の飲酒運転が疑われています。

 

 昼間からお酒を我慢できない運転者には、アルコール依存症の患者が多いと言われますが、日頃から多量飲酒をしている人がいないかチェックすることが重要です。

 職場で「飲酒の習慣が度を越している」と見られている運転者を放置しないように気をつけ、面談をして精神科への受診などをすすめてください。 

  

12月健康管理目標──従業員の皆さんへ

■「体重管理」を意識しよう

インフルエンザ大流行の懸念

コロナの感染拡大後、体調不調や

体重増加を感じる人が多い 

 

 新型コロナウイルスの感染が長期間にわたって拡大し、感染しなかった人も生活習慣の変化があって、体調がおかしくなったと感じた人が多いようです。

 

 一般社団法人日本生活習慣病予防協会が感染拡大後約1年半が経過した段階で全国の40~60代の男女3,000人などを対象に大規模調査を行った結果、感染拡大後、約6割の人が生活習慣の変化を実感し、運動不足や甘いもの・食べ過ぎが節制できずに、約3人に1人は体重が増加したと回答していることがわかりました。

 

 BMIが25以上の「肥満」は全体の27.1%にのぼっています。

 肥満は、生活習慣病の引き金になるだけでなく、感染症の重症化に結びつくとされています。コロナ感染収束の機会に、体重管理を意識しましょう。

インフルエンザ・ワクチン

運動の機会を増やそう

 

 新型コロナウイルスのために運動する機会が減った人の中で、その後約2割の人が「面倒になった」として運動習慣自体がなくなってしまったといいます。

 

 外出自粛も解消されてきていますので、積極的に運動習慣を取り戻す努力をしてください。

 

 紅葉を見に行くとか、寺院の特別参拝キャンペーンを探して、観光などに出かけるのもいいでしょう。

 さらに、継続的な運動習慣をつけるためには、エアロビクスやヨガの教室、太極拳教室などに入って運動習慣をつけるのが早道と言われています。

 

 日常的な運動を自分の意思だけで続けるのはなかなか難しく、実際に三日坊主で終わってしまうことも多いのですが、お金を払って教室に参加すると継続意欲がわき、他の講習生との競争意識も生まれモチベーションが上がります。

 最近の運動教室は換気や消毒など感染対策をしっかりと行っていますので、安心して参加することができるでしょう。運動を始めたら定期的に体重を計測し、食生活にも配慮することで自分の努力による体重減少を実感することが体重管理に結びつきます。

 *この記事は、(一社)日本生活習慣病予防協会のWEBサイト などを参照しました。


  

その他の管理・指導項目

■大雪とスリップ事故を警戒しよう

雪道事故防止
雪道では不用意なブレーキを踏まない

降雪路・凍結路では慎重な運転を

 

 12月は気温が下がり多くの地域で雪が振り始め、スリップ事故への対処が必要です。

 気象庁の報告によると、今年の冬はラニーニャ現象の影響で西日本を中心に厳しい寒さになりそうだということです。山陰から兵庫県北部、奈良、京都、北陸、新潟にかけた日本海側の地域が寒くなりそうです。 

 

 令和2年の12月16日から18日にかけて新潟に大雪が降り、関越自動車道で車が立ち往生しましたが、これらの地域にまた大雪が降る可能性があり、東北や北海道も要注意です。チェーンの搭載を確認しておきましょう。

 

 なお、降雪のため高速道路で「50キロ」などの速度規制が行われるときは、積雪でスリップ事故が発生しやすくなっていることを示していますので、注意が必要です。

 

 12月はとくに西日本などでは、冬道装備について準備不足の車が多い時期ですから、速度規制を軽視するのは非常に危険です。

 気温が下がった日は、凍結やスリップ事故を警戒して、十分に速度を落として、不用意なブレーキを踏まないように心がけましょう。

■こんな事故が発生しています

スリップ事故

関越道、大雪で車1000台立ち往生

 

 2020年(令和2年)12月16日から、日本列島の上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、日本海側を中心に大雪となり、新潟、群馬県境の関越自動車道では、16日夜半から交通障害が起こり、17日午前の時点で約1,000台の車が立ち往生しました。

 

 長野県境付近の上信越自動車道でも約300台が一時立ち往生しました。

 陸上自衛隊が約700人態勢で除雪を急いだほか、車中に閉じ込められたドライバーには、高速道路の職員などが水やパンなどの食料、簡易トイレを配布して対処しました。

 

 通行止めが解除され全車両が高速道路から降りられるまでに、2日ほど時間がかかりました。

■除雪による通行止め、全車チェーン規制への警戒を

チェーン規制と集中除雪のイメージ図

 12月は強い冬型の気圧配置となったとき、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に大雪や大荒れとなるおそれがあり、平地でも大雪となることがあります。

 

 過去の大雪による立ち往生の事例などを踏まえて、自治体や道路管理者、国土交通省などが集中除雪をするための道路通行止めや全車チェーン規制を実施することがありますので、気象情報には十分な注意を払いましょう。

 特に、下の欄にまとめたトラックなどの車種では、立ち往生の危険性が高いので注意するように国土交通省が呼びかけています。

 

 もし、全車のチェーン規制がかかると(指定地区道路のみ)、スタッドレスタイヤを装着していてもチェーンを搭載していない車両は通行できなくなります。

 また、広域迂回の実施や、通行ルートの見直しなどの協力要請が行われますので、事前広報を見逃さないようにしましょう。 

■立ち往生が発生しやすい車両

  • 一軸駆動車──二軸駆動車に比べて駆動軸が空転しやすい
  • 連結車──トレーラ車輪付近の積雪により走行抵抗が増大する
  • 空荷状態──駆動軸に十分な荷重がかからず発進性能が低下する
  • 年式の古いトラック──トラクションコントロール等の機能が搭載されていないため、雪道での発進時に空転しやすい

  

事業用自動車の運行管理者の皆さんへ

■「年末年始の輸送等に関する安全総点検」の実施

年末年始の輸送等安全総点検2021
国土交通省作成ポスター(令和3年度)より

安全管理、指導に関するチェックを

徹底しましょう

 

 国土交通省では毎年、輸送機関に対して自主点検等を通じた安全性の向上を呼びかける総点検運動を実施しています(2021年12月10日~2022年1月10日)。 

 

 自動車運送事業者はもちろん、鉄道、船舶を含めた全輸送機関に対して、災害や事故、テロや伝染病の流行などに備えた自主点検等を通じて安全性の向上を呼びかけています。

 とくに事業用自動車の事業所においては以下の点を重点的にチェックしましょう。

 

 なお、大型自動車を使用する事業所では、自主点検を実施した後、2022年2月上旬頃までに管轄の運輸支局まで結果を送付しましょう。

 

 詳しくは、同省のWEBサイトを参照してください。

●安全総点検期間における自動車局の推奨する主な重点点検事項
 ・軽井沢スキーバス事故を踏まえた貸切バスの安全対策 

 ・健康管理体制の状況(ドライバーの健康管理マニュアルなどの活用)

 ・運転者に過労運転を行わせないための安全対策の実施状況
 ・運転者に飲酒運転や薬物運転等を行わせないための安全対策
 ・車両の日常点検整備、定期点検整備等(特に大型自動車の脱輪事故防止対策及びスペアタイヤの定期点検)

 ・点呼の実施、運転者に対する指導監督等の実施状況

 ・災害発生時の通報、連絡、指示体制の整備・構築状況の確認

 ・テロ防止のための警戒体制の整備状況や乗客等の安心確保のための取組み

 ・新型コロナウイルス拡大予防対策ガイドライン、新型インフルエンザ対応マニュアルなどを踏まえた感染

  症防止対策の徹底
  ──これらの重点項目を実施するほか、実施状況等を自主点検するよう要請を受けています。

  

12月の安全運転管理ごよみ──2021年(令和3年)

日  付 行 事 等

 11月より

 1月10日

第61回「正しい運転・明るい輸送運動」

 全日本トラック協会主催──詳しくは、全ト協のWEBサイトを参照してください 。 

 1日(水 

 2022年4月30日

・令和3年度 安全衛生教育促進運動──中央労働災害防止協会(中災防)が提唱し展開する活動。年間計画を定めて、雇入れ時教育、特別教育などの義務付けを踏まえ安全衛生教育の確実な実施を促しています。特にコロナ禍で安全衛生教育が十分行えなかった状況の改善を求めています。

 1日(水 

 31(金

・大気汚染防止推進月間(環境省) ──12月は、自動車交通量の増加、ビルや家庭の暖房ほか気象条件などの影響により、大気汚染物質の濃度が高くなる傾向にあります。このため、環境省では、「エコドライブの実践」など、広報活動を通じて大気汚染物質の削減を呼びかけています。 (→ 詳しくは同省のWEBサイトを参照)。

 1日(水 

 1月31日(月

陸上貨物運送事業「年末・年始労働災害防止強調運動」

──陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)の主唱する労災防止運動です(2022年1月31日まで)。

 スローガン「 」

 交通災害や荷役作業時における墜落・転落災害などの防止を推進します。詳しく陸災防のWEBサイトを参照してください。

 1日(水 

 1月15日(土

令和3年度「建設業年末年始労働災害防止強調期間」

──建設業労働災害防止協会が、災害の多い年末年始に積極的な災害防止運動を展開します。交通労災としては、現場送迎時の事故防止、路面凍結等によるスリップ事故の防止などを強調しています。  

 スローガン「無事故の歳末 明るい正月」

 1日(水 

 1月15日(土)

・令和3年度 年末年始無災害運動 ──中央労働災害防止協会が主唱する安全運動。今年で51回目を迎えます。今年の共通標語は、

  「年末年始も 安全作業 あなたが無事故の キーパーソン」  

 (※詳しくは、中災防のWEBサイトを参照してください)

 3日()

個人タクシーの日──東京都において40~50歳で3年間無事故無違反の優良運転手173人に個人タクシーの免許が許可された日を記念して、1959(昭和34)年に制定されました。

 3日(金) 

 日(木) 

障害者週間──障害者基本法では、12月3日から9日までを「障害者週間」と定めています。障害者の自立と社会参加を実現していくためのフォーラムやセミナーなどが行われます。

 4日(土)

・はとバスのハイヤー追突死亡事故から2年── 2019年12月4日午後6

時半ごろ、東京都新宿区の交差点付近でツアー運行中の「はとバス」が停車中ハイヤーに追突、作業中のハイヤー運転者が死亡しました。

 バス運転者はインフルエンザに罹患して38℃以上の熱があり、もうろうとして事故を起こす前後の記憶がなく、気が付いた時にはハイヤーに乗り上げた後、街路灯に激突していたことがわかりました。 

 日(火)

・大雪

 7日(火

・12月の製品安全点検日

──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。

 8日(水

一般社団法人交通科学研究会 2021年度研究発表会

  日時:10:00~17:00(予定)

  於:大阪市立大学文化交流センターホール(大阪駅前第2ビル6階)

 ※参加費:無料。オンライン(zoom)を併用。オンライン(zoom)

  での参加も可能です。会場とも事前登録が必要。

  詳しくは、同研究会のWEBサイトを参照してください。

 10日(金)~

 1月10日

年末年始の輸送等に関する安全総点検

──国土交通省が主唱する輸送機関等における事故やテロの防止対策実施状況等の点検です。詳しくは、同省のWEBサイトを参照。

 12日

・バッテリーの日──電池工業会が設定。野球のバッテリーの守備位置数字が1、2であることから。(※自動車バッテリーの基礎知識については同会のWEBサイトを参照してください)

 15(水

・観光バス記念日──1925年(大正14年)のこの日、東京で初の遊覧乗合自動車(観光バス)が登場しました。

 16日(木)

 1月15日(土)

年末年始 港湾無災害強調期間  ── 港湾貨物運送事業労働災害防止協会による年末年始の事故防止活動。今年のスローガン

 「年末年始も 安全作業 あなたが無事故の キーパーソン

 20日(月

 

道路交通法施行記念日

 ──1960年(昭和35年)のこの日道路交通法が施行されました。それまで交通行政は1947年制定の「道路交通取締法」によって行われ、各都道府県の行政処分基準などにはバラつきがありましたが、全国で統一した法制となりました。

 22(水)
・冬至
 23日(木) ・平成天皇(上皇)誕生日
 25日(土 ・クリスマス
 25日(土

・広島市鉄板落下死亡事故から9年── 2012年12月25日午前11時頃、広島県広島市の国道432号のゆるいカーブを走行中のトレーラ荷台から鉄板30枚(1枚80kg)のうち15枚が落下し、対向車線の乗用車を直撃、乗用車に乗っていた2人の男性が死亡しました。

 原因はトレーラ運転者の固縛作業における手抜きにあり、鉄板はワイヤーロープ1本で固定されていただけで、走行中の振動摩耗によりロープが切断され、鉄板が落下したことがわかりました。 

 28日(火 ・官庁仕事納め
 29日(水

・津市国道の激突4人死亡事故から3年 ── 2018年12月29日午後10時ごろ、三重県津市の国道上を乗用車が時速146キロで走行して、道路を横切ろうとしたタクシーに激突、乗客ら4人が死亡しました。

 刑事裁判では危険運転致死傷罪の成立が争われましたが、裁判長は「制御困難な高速度だったが事故の危険性の認識があったとまでは言えない」と判断し、過失運転致死傷罪で懲役7年の判決を言い渡しました(2020年6月16日 津地裁判決)。

 31日(金

・大晦日

   

 11月16日~ 

 1月10日

第61回「正しい運転・明るい輸送運動」

 全日本トラック協会主催──詳しくは、全ト協のWEBサイトを参照してください 。

 申込み受付中

過重労働解消のためのセミナー(厚生労働省委託事業)──長時間労働削減対策などに必要な知識やノウハウ、取り組み事例の紹介。各都道府県別に各回100名定員で開催されます【事前申込制・参加無料】。

 9月1日(水)~ 12月15日(水) 13:30~16:00(全60回)

  ※オンライン開催ですが、一部は会場開催を予定しています。 

 詳しくは、過重労働解消セミナー運営事務局のWEBサイトを参照してください。 

 12月~1月

・貸切バス、観光バスを対象とした街頭監査

 毎年、年末年始にかけては貸切バス発着場等における街頭監査が実施されます。平成28年度より街頭監査に関係する処分は強化されています。また貸切バスについては平成29年度より覆面添乗調査も実施されています。

 12月中旬 ・2021年10月末までの交通事故発生状況発表(警察庁
 12月下旬

2021年10月分 トラック輸送情報国土交通省

 12月上旬

・令和4(2022)年使用 交通安全年間スローガンの公表 

 毎日新聞紙上、全日本交通安全協会ホームページなど

 

 ◆12月の日没時刻 国立天文台 暦計算室による)

1日(水 福岡 17:27

大阪 17:05

東京 16:46 札幌 16:27

 15日(水

福岡 17:16

大阪 16:53

東京 16:34

札幌 16:11

31日(金 福岡 17:10

大阪 16:47

東京 16:28

札幌 16:01

早めのライト点灯で事故防止
「早めにつけよう おもいやりライト運動に
 取り組みましょう!

 12月は冬至の時期にもっとも日が短くなるだけでなく、しぐれて天候が悪くなり暗くなる日が多いので、常に早めライト点灯を意識しましょう。

 今年の年末は、2年ぶりに帰省ができる、旅行に行けるということで、各地でレジャーなども活発化する気配です。夕刻は歩行者、自転車の見落としを警戒してください。

 

 自車からは見えると感じても、歩行者・自転車のためにライト点灯を実践してください。

 あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。

 

 「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
 詳しくはおもいやりライトのサイトを参照してください

 

 JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
 JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。

 ※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください

 
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4月25日(木)

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