右折矢印信号が出ても慌てて右折しない

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 先日、テレビのニュースで右折した乗用車と直進車の衝突事故をとらえたドライブレコーダーの映像を流していました。

 

 右折待ちをしていた車が、交差点の信号が黄色になり右折を始めようとしたところ、信号の変わり目に突っ込んできた直進車と衝突した映像です。

 

 衝突した右折車の後続車が撮影した映像で、対向車線は右折車の死角になっていて、衝突するまで直進車は写っていませんでしたが、右折車の運転者からは直進車が見えたはずです。

 

 黄色から右折矢印に変わるタイミングだったので、「直進車は来ない。自分は右折できる」と思って進んだところで衝突したような映像でした。

 

 対向直進車の側としては、黄信号で信号交差点に入ったので「通過させてもらえるだろう」と思ったのかもしれません。

 

 信号の変わり目にはこうした互いの思惑違いによる事故が起こりやすいので、「行ける」と感じても慌ててアクセルを踏むのは禁物です。

 

 ひと呼吸置いて対向車の動きに十分注意し、安全を確認してから発進しても、右折レーンの先頭にいるのですから十分に余裕を持って右折できたはずです。

 

 何事も「急いてはことを仕損じる」と言います。交差点では落ち着いて行動しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2022.4.21更新)

■「鳥の視点」で交差点全体を見渡してみましょう

 交差点事故を起こさないためには、運転席からは見えない危険を見つけ出すことが大切です。そうした危険を発見するには、運転席の上空から見る鳥のような視点を持って、交差点全体の交通場面をイメージする力(メタ認知能力)が必要となります。

 

 小冊子「交差点を鳥の目で視ると隠れた危険が見えてくる」では、交差点の6つの運転場面を提示して、隠れた危険をイメージできるかを考えるとともに、それぞれ俯瞰図で交差点の危険を見ながら解説を読んで理解する構成となっています。

 

 メタ認知能力を高めるための教材としてもご利用いただけますので、ぜひ事業所での交差点事故防止教育にお役立てください。

 

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4月22日(月)

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