5台に1台は、タイヤの整備不良あり

 

 このほど、タイヤメーカーの住友ゴム工業が毎年行っている全国でのタイヤ点検結果が公表されました。

 

 それによると、今年は全国の直営店で合計1,370台のタイヤを点検したところ、タイヤの整備不良率は20.1%で、前年よりは6.9ポイント改善したということですが、それでも5台に1台という不良率です。

 不良別では空気圧の過不足が11.5%、表面の損傷が9.9%、偏摩耗が4.5%、残溝不足が2.2%という内容です(各不良率は重複を含みます)。

 

 同社では、タイヤ不良に起因する事故を未然に防止することを目的に2008年から実施しているそうですが、一般ドライバーの点検・整備意識が依然として低いことを示しています。

 

 空気圧の過不足はまず燃費の悪化に結びつきますが、空気圧が低すぎるとタイヤバーストの原因となりますし、雨の日のスリップなどの原因ともなり、事故に結びつきます。また、表面の損傷を見逃すことがバーストなどの遠因となります。

 

 とくに高速道路走行時には、タイヤの整備不良が大きな事故の原因となりやすいので、注意しましょう。

 タイヤの空気圧点検などはガソリンスタンドで頼めば有料でチェックしてくれますが、セルフスタンドでは無料で空気充填機を貸し出す場所が増えています。充填機を使えば簡単に空気圧をチェックして充填が可能です。

 (シンク出版株式会社 2022.5.30更新)

■高速道路で事故・トラブルに巻き込まれないために

 高速道路では、一般道路に比べると高速で移動するため、ひとたび事故を起こすとその被害は大きなものとなるリスクが高くなります。

 

 この冊子では、「高速道路でトラブルに巻き込まれない運転」をテーマに、他車の危険行動への対処法や、自車が安全に走行するための運転行動を解説しています。

 

 高速道路走行時においての、自身の運転の危険度を測るセルフチェックも設けていますので、事業所全体における高速道路での事故撲滅に向けて、運転者教育に最適な一冊です。 

 

 

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