運転中にスマートフォンなど携帯電話で通話している運転者をときどき見かけますが、前を見ていても漫然運転に陥るので非常に危険です。
さらに、未だにスマートフォンでゲームをしていて脇見による死亡事故を起こす運転者がいますので、驚かされます。
さる5月31日の夜8時前、名古屋市西区で会社員の男性がスマホゲームで「ながら運転」していた車にはねられて死亡しました。
運転者は44歳の高校教師で、運転中に位置情報を利用するアプリ「ドラゴンクエストウォーク」というゲームに夢中になっていて会社員に気づかず、衝突現場にはブレーキ痕がなかったことがわかりました。
こうした位置情報アプリは歩いて移動しながらスマホを見て遊ぶゲームで、歩行者が列車にひかれるなどの「ながら事故」原因としても問題になっているほどですから、運転中にゲームをすることは極めて危険な行為です。
スマートフォンを見始めるのは、赤信号などで停止中のときかも知れませんが、一度ゲームやアプリを始めてしまうと走行中も止められなくなる人がいるということです。
誘惑を断つためにも、運転中はスマートフォンなどを荷物の中にしまって、信号停止時でも手に取らないように心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2022.6.9更新)
最近、他の車をいたずらにあおる運転をして危険を生み出したり、運転中にスマートフォンを操作して重大事故を起こすなど、ドライバー失格と言える行為が目立つようになり、取締りや罰則が厳しくなっています。
この冊子では、代表的な危険・迷惑運転を取り上げ、その罰則の重さと、運転上の注意ポイントを解説しています。
ドライバー向けのセルフチェック欄も設けていますので、自分が無意識のうちに危険・迷惑運転をしていないかチェックすることができます。今、事業所にとって運転者教育に最適の小冊子です。