今月の運転管理/2022年9月(令和4年9月)

急ぎの心理から起こる事故を防止しよう


9月の安全運転管理(2022)

 

 9月は新学期が始まり、子どもの歩行者や自転車と遭遇する機会が増えると予想されます。

 依然として児童・生徒の交通事故被害が多発していますので、運転者への指導を強化してください。

 また、高齢者の事故が多発しています。高齢横断者などの交通事故だけでなく、高齢運転者による事故や作業中の災害等が少なくありません。

 

 高齢者を雇用している事業所では、秋の全国交通安全運動や全国労働衛生の準備期間における点検活動などの機会をとらえて、高齢者向けの安全教育を実施しましょう。

 

 また、従業員の健康面では「転倒によるケガ防止」をアピールしましょう。若年者でも、職場の環境要因や運動不足等の原因から転倒災害を経験する人がいます。

 転倒等によるケガを契機に健康に問題を抱えるケースがありますので、転倒防止のチェックを行うなかで、啓蒙活動を行いましょう。

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9月の安全運転目標──運転者の皆さんへ

●急ぎの心理を防ぎ、歩行者発見に努めよう

子どもの横断歩行者の保護を徹底

長距離運転では休憩場所を予め決める

 9月になっても残暑が続き、運転中の集中力を維持するのが大変だと思いますが、新学期が始まって登下校の児童生徒の姿が増えています。

 とくに、横断中の子どもの発見遅れや見落としに注意して走行しましょう。

 

 朝のマイカー通勤時や早い時間に得意先に向かう場合、時間に余裕がないと、どうしても急ぎの心理が働きます。

 こんなとき、混雑した幹線道路から抜け道を探そうとして生活道路に入ったりすると、集団登校の小学生と遭遇するような危険が発生します。

 

 また、急いでいて経路の選択に迷い、カーナビゲーションなどに目を奪われると、横断中の歩行者を見落とす危険があります。

 

 時間に余裕のない場合は、予め会社や得意先に遅れそうだという連絡を入れておき、運転中は遅れても仕方がないと考え、落ち着いて歩行者の発見に努めましょう。

 

※脇道に入るとこんなリスクがあります!

高齢者の右から横断

夕刻は高齢者の発見遅れに注意する

 

 目的地から帰社する時間が遅くなったときなども、「早く戻りたい」といった気持ちになり、急いでしまうことがあります。こんなときも、高齢歩行者などの横断に注意しましょう。

 

 夕刻の日没前後などはコントラストが弱くなり、日陰にいる歩行者の姿が見えにくくなります。しかし、気温の下がる夕刻の時間帯に散歩や買い物をする高齢者が多いので、運転者としては注意が必要な時間帯です。

 

 とくに、スーパーマーケットなどの前では、横断歩道外を横断する歩行者が多いので、落ち着いて対向車線側から横断する歩行者がいないか注意しましょう。

 

下の項目をチェックし、自らの運転態度を反省してください

・運転する前日に準備を整え、早めに出発するように心がけている

・朝、遅れそうになっている場合、安全に行こうと自分に言い聞かせる

・幹線道路が混んでいても、生活道路などの抜け道には入らない

・得意先への到着が遅れそうになると感じたら、早めに連絡しておく

・急ぐ気持ちになっていたら、「落ち着け」と自分を戒める

・横断歩道マークの標示を見たときは、慎重に左右を確認する

・薄暮時は、右から横断する歩行者の見落としを予測して運転する

・スーパーマーケット等の前では、横断歩道外での横断者を予測する

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ


  

9月の重点管理目標──管理者の皆さんへ

秋の全国交通安全運動に参加しよう

2022年 秋の全国交通安全運動
内閣府作成の安全運動ポスター

横断歩行者などの保護を徹底する

 

 9月21日から、秋の全国交通安全運動が実施されます。運動期間中は、運転者の安全運転意識をたかめるチャンスです。

 交通安全活動を実施するとともに、自治体の運動にも積極的に参加していきましょう。

 

 今年の実施要項は以下のような内容です。

 

 ○運動期間

  2022年9月21日(水)~30日(金)まで

  の10日間。

 

 ○運動重点

  • 子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保
  • 夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止及び飲酒運転の根絶
  • 自転車の交通ルール遵守の徹底

 

 ○交通事故死ゼロを目指す日

   9月30日(金)

 

●職場ごとに安全活動を展開しよう

令和4年 秋の全国交通安全運動
内閣府作成の運動チラシ

 職域における交通安全活動としては、以下のような点が推奨されています。 

  • 飲酒運転・無免許運転・妨害運転(いわゆる「あおり運転」)等による交通事故の実態及び悪質性・危険性を周知する。
  • 横断歩道等における歩行者等優先の徹底と歩行者等に対する思いやりのある模範的な運転を推進する
  • 交通法令を遵守し,体調面も考慮した安全運転を励行する。
  • 後部座席を含めた全ての座席のシートベルトの着用とチャイルドシートの正しい使用の徹底をはかる。
  • 自転車利用者に対して、交通ルール遵守を徹底するよう指導する。
  • 社内における広報啓発活動や職員による地域交通安全活動への参加を促進する。
  • 安全運転管理者,運行管理者等による交通安全指導を徹底する

●事故惹起者による指導も効果的

 事業所によっては、今年上半期に交通事故や交通違反などを経験した運転者に、安全運動の推進係を担当してもらって効果を挙げているケースがあります。

 自分自身の事故や違反の反省を踏まえて安全運転へのアピールをしてもらうと、本人に教育効果があるだけでなく、職場の仲間にも好影響を与えます。

※詳しい実施要綱は、内閣府のWEBサイトを参照してください。

  

9月健康管理目標──従業員の皆さんへ

●転倒によるケガや健康悪化を防ごう

転倒の危険

40代~50代から増加する転倒災害

 

 日本の職場で、休業4日以上の死傷災害として最も多い事故は何か、ご存知ですか。それは「転倒災害」です。

 

 誰でも、段差に気づかなかったためにつまづいたり、濡れた床面ですべって転ぶことがありますが、日常生活中の事故でも実際に最も多いのは転倒です。

 

 年齢的に65歳以上の高齢者に多いことは以前から指摘されていますが、40代~50代の事故も多発傾向にあります。

 

 日本転倒予防学会では、転倒の原因が加齢による筋肉等の衰えと疾病による影響だでけでなく、コロナ禍の運動不足も関係しているのではないかと考え、警鐘を鳴らしています。

 

 また、最近は20代、30代の若者でもスマートフォンを見ながらの歩行中に、段差などでつまづく危険があるので注意が必要です。

 転倒して骨折などをすると、ますます運動不足がすすみ、若い人でもその後の健康状態が悪化するきっかけとなりやすいので、気をつけてください。

STOP!転倒災害

転倒危険性のチェックをしよう

 

 下は「転倒注意」を促すチェックリストです。自分の職場や生活環境でこんな場面がないか注意しましょう。

 

 なお、過去1年以内に転倒した経験のある人で、床面が濡れていたなどの要因がない場合は、運動不足になって自分で思う以上に脚力が衰え、転倒のリスクが高まっている恐れがあります。

 

 このほか、高血圧の治療薬や睡眠導入剤などを最近飲み始めた人は、副反応に慣れるまで、歩行中に急にふらついて転倒する危険があることを自覚してください。

 

 

 ふらつき・転倒防止には、なんといってもまず適度な運動やストレッチ、筋肉トレーニングなどで、足腰の筋肉の衰えを防ぐことが大切です。

 また、滑り止めが貼られた動きやすい靴を履いて作業をするなど、足元への配慮も重要です。 

●職場の転倒危険チェックポイント

  • □ 床面が濡れていたり、オイル等で汚れていないか
  •  階段の段差が、異なる高さになっている場所はないか
  •  資材などが置きっぱなしになっている場所はないか
  •  電源コードなどが、人の通る場所で床の上に浮いている場所はないか
  •  梱包用バンドなどが、片付けられずに置いてある場所はないか
  •  段差があるのに、「段差注意」標示の欠けている場所はないか
  • □ 階段や段差があるのに、照明の暗い場所はないか

※この記事は以下のサイト記事を参照しました。

 ・職場の安全サイト「STOP! 転倒災害プロジェクト」  ・厚生労働省「転倒予防・腰痛予防の取り組み

  

その他の管理・指導項目

●9月は全国労働衛生週間の準備期間

 きたる10月1日(土)から7日(金)まで、令和4年度「全国労働衛生週間」が実施され、9月1日から30日まではその準備期間となっています。

 各職場で職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催などの取り組みを展開しましょう。 詳しくは、厚生労働省のWEBサイトを参照してください。

全国労働衛生週間

 準備期間 2022年9月1日~30日

 本週間  2022年10月1日~7日

 

○スローガン

 あなたの健康があってこそ 

 笑顔があふれる 健康職場 

  

 とくに、重点的な目標として指摘されているのは、次のポイントです。

  • 過労死等を防止するため、働き方改革の推進と並行して、長時間労働による健康障害の防止対策を推進すること
  • メンタルヘルス対策の推進
  • 職場における新型コロナウイルス感染症の拡大防止 

 

■全国労働衛生週間・準備期間中における活動例

実施項目 重 点 事 項

 過重労働による、 

 健康障害を防ぐた

 めの対策

●時間外・休日労働の削減、年次有給休暇の取得促進など

●ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の推進

●労働時間の状況把握や長時間労働者に対する医師の指導

●健康診断の適切な実施、異常所見者の管理・指導の徹底

 心の健康の保持と

 増進のための職場

 における活動

メンタルヘルスケアを積極的に実施する 

●「心の健康づくり計画」の策定、実施状況の評価及び改善

●メンタルヘルスケアの推進に関する教育研修・情報提供

●労働者が安心して健康相談を受けられる環境整備

●ストレスチェック制度の適切な実施 他

 転倒・腰痛災害の

 予防など

●施設、設備、装置等の改善及び体力低下等を踏まえた労

 働内容の見直し

●高年齢者の身体機能の維持向上のための取組み

●若年期からの身体機能の維持向上のための取組の実施

 新型コロナ感染症の   

 拡大防止対策

●取組みのポイントに基づく、事業所内の感染防止策の徹底を。

 高リスクの5つの場面に注意する(下図参照)

 化学物質による健康

 障害防止対策

●特定化学物質障害予防規則、有機溶剤中毒予防規則等の

 特別規則の遵守の徹底

●ラベル表示・安全データシート(SDS)交付の状況確認

 SDSにより把握した危険有害性に基づくリスクアセスメ

 ントの実施 等

●職場における新型コロナウイルス感染症対策──感染リスクが高まる5場面に注意

感染リスクが高まる5つの場面

  

事業用自動車の運行管理者の皆さんへ

自動車点検整備推進運動の強化月間です

自動車点検整備推進運動強化月間

■大型自動車への重点点検指導

 

 9月は「自動車点検整備推進運動強化月間」です。

 とくに乗車定員30名以上の大型バスを運行するバス事業者や事業用トラックを50台以上使用する貨物運送事業者は、大型自動車の重点点検を行い、その結果を報告するよう地元の運輸支局から注意喚起が行なわれます(重点点検期間は11月末までですので、3か月定期点検結果も報告します)。

 

 これ以外の事業者も自主点検に取り組みましょう。

 

 とくに、点検整備ミスによるバスの火災事故、車体腐食事故、大型車のホイール破損・車輪脱落事故ブレーキペダルの戻り不良による火災事故等が発生しています。

ホイールナット・ボルトなどの点検を念入りに実施しよう

推進運動では日常点検整備、定期点検時における以下のような重点チェックを促しています。 

■重点点検項目 ■点検箇所

 タイヤ・

 ホイール

 タイヤの摩耗・亀裂・残り溝等

 ホイールナット、ボルトの緩み・損傷

 スペアタイヤ取付装置の緩み、スペアタイヤの取付状態等

 エンジン  燃料漏れ
 電気装置  配線接続部の緩み、損傷
 ブレーキホース・バルブ  ブレーキ液漏れ、損傷及び取り付け状態
 ブレーキ・ペダル

 ペダルの遊び、踏み込んだときの床板とのすき間等、

 ペダルの戻りは正常か、泥・砂などの付着はないか

 車枠・車体(バスのみ)

 ターボチャージャー(〃)

 非常口の扉の機能/緩み及び損傷

 タービンロータの回転具合など(メーカー指定)

 ※車両火災防止やホイールボルトのメンテナンスについては日本自動車工業会のWEBサイトも参照

自動車点検整備推進運動HP

は、以下のQRコードからもアクセスできます。

      ↓


貨物自動車運送事業の管理者の皆さんへ

異常気象の予報等を踏まえ、輸送の可否などを判断する

 最近の台風等の異常気象時下で、荷主等がトラック輸送を強要する事例があり、トラックが横転したり、水没事故に見舞われる事故が多発しています。9月は台風などの災害が多発する時期ですので、運送事業者は警戒が必要です。

 

 このため、国土交通省は異常気象時に貨物運送を行う場合に輸送の安全を確保するための措置を講じる目安を通達として定めています(2020.2.28公布)。こうした基準を参考にして、運転者と運行の可否を確認することを徹底しましょう。

 運行管理者は、異常気象時における輸送の安全を確保するとともに、トラックドライバーの生命や身体を守り、持続的な物流機能維持のため、これらの目安を参考にして運行計画の見直しと荷主への説明などを行ってください。

■異常気象時における措置の目安(国土交通省/トラック貨物運送事業対象)

※ 以下のサイトにアクセスして、異常気象時における基準等を確認することができます。

  → 「輸送の安全を確保するための措置を講じる目安の設定」(国土交通省のWEBサイト

  

令和4年─9月の安全運転管理ごよみ(2022.9/September)

日  付 行 事 等

 8月30日(火)~
 5日(月)

・防災週間──防災の日をはさんで防災に関する知識を普及・啓発するとともに、防災行動へと結びつける取組みが全国各地で行われ、異常気象時における通行規制図などが自治体から配布されます。

 8月30日(火)~
 5日(月)

紀伊半島豪雨災害から11年──2011年8月30日から9月5日にかけて台風23号の影響で関東と紀伊半島を中心に豪雨による甚大な被害が発生、河川の氾濫や土砂災害により全国で98人の死者・行方不明者がでました。

 8月6(土)~

  ~9月4日

令和4年度 「第1回 運行管理者試験」(CBT試験)

 CBT試験は筆記による試験ではなく、テストセンターにてパソコン画面に表示される試験にマウス等を用いて回答します。試験専用サイトにて指定された試験会場、日時から申請者が選択して受験します。

 詳しくは、(公財)運行管理者試験センターのWEBサイト

 1日(木

・防災の日──1923年(大正12年)のこの日に発生した関東大震災を教訓とし、防災意識を高めるため1960年(昭和35年)に制定されました。

 1日)~

 30(金

・「全国労働衛生週間の準備期間」─ 来月の1日から7日に実施される

 全国労働衛生週間の実効を上げるため、準備を行います。

  令和4年度 全国労働衛生週間スローガン  

  あなたの健康があってこそ 笑顔があふれる健康職場 

   ※詳しくは、厚生労働省のWEBサイトを参照してください。

 1日)~

 30(金

・「自賠責制度広報啓発運動」──国土交通省などが主唱。自賠責保険・共済の重要性について積極的にPRします。特に原付バイクユーザーが無保険で走行しないように注意喚起をしましょう。

 1日)~

 30(金

・自動車点検整備推進運動強化月間 ──9月~10月の2か月間、国土交通省点検・整備の重要性を呼びかけています(都道府県によっては9月より早い月から地方独自強化月間として独自に設定して、点検整備の取組みを推進します)。

 1日)~

 

 30(金

・職場の健康診断実施強化月間──厚生労働省が定期健康診断の実施や就業上の措置について事業者への徹底を促すため、毎年9月を「職場の健康診断実施強化月間」と位置付けて、啓発活動を行っています。

  ~ 30日(金)

・2022年度 港湾労働安全強調期間──港湾貨物運送事業労働災害防止協会による全国安全週間に呼応した活動を9月まで実施。港湾内の事故防止活動を推進します。

 ●本年度のスローガン 「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」

 詳しくはこちらを参照してください。

 3日(土

睡眠の日──「グ(9)ッスリー(3)」眠るからの語呂合わせです。日本人の睡眠時間は減少傾向にあり、良質な睡眠の確保が望まれます。8月27日から9月10日までは秋の睡眠健康週間が実施されます(春の「睡眠の日」は3月18日。世界睡眠デーと関連)。

 5日(月

・京急電車踏切トラック衝突事故から3年──2019年9月5日、横浜市神奈川区の京浜急行本線踏切で立ち往生したトラックが、快特電車(8両編成)と衝突、1~3両目が脱線して乗客30人以上がけがを負いトラック運転者の男性が死亡しました。トラックは予定の運行経路を何故か外れていて、京急電車側にもブレーキの遅れなどのミスがあり、運輸安全委員会と事業用自動車事故調査委員会が調査して報告書を提出しています。

 5日(月

・大雨による三重トラック水没死亡事故から3年──2019年9月5日、三重県いなべ市で水がたまったアンダーパスにトラックが水没し、車内で運転者と見られる男性が死亡しているのが発見されました。東海地方は三重県北部で前日夜から記録的な大雨となり、気象台は記録的短時間大雨情報を出していました。

 8(木

・白露

 9日(金

・救急の日──救急医療週間は4日(日)~10日(土)

 ~9

・交通安全ファミリー作文コンクールの募集  

 (7月8日より募集、応募締切は9月10日──詳しくは、警察庁のWEBサイトを参照)

 10日(土)

・中秋の名月

 10日(

世界自殺予防デー──10日から16日までは自殺予防週間。悩みを抱えた人がいないかに気づき、援助が受けられるよう努力しましょう。長時間労働に配慮することも大切です。日本は毎年、年間2万人近くの自殺者がいて(2019年は20,169人)、全体の約7割を男性が占め、中高年に多いのが特徴です

 13(火

・9月の製品安全点検日 ──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。

 19日( ・敬老の日
 19日(

・第31回 日本交通医学工学研究会・学術総会

 主題:「長く安全に運転を楽しめる社会にむけて

 新型コロナウイルスの感染対策を踏まえオンライン開催(リモート参

  加のみ)となります(Zoom ウェビナー)。

  詳細を 日本交通医学工学研究会のWEBサイト でご確認ください。

 20日(火) バスの日──1903年(明治36年)のこの日、京都市で日本で初めてバス会社(二井商会)が本格的な乗合自動車の営業を開始したことに由来します。日本バス協会では「バスフェスタ」を開催します。

 21日(水)

 ~30日(金)

・秋の全国交通安全運動──交通安全運動の推進要綱については内閣府のWEBサイトを参照してください。
 22日(木)

・青森県飲酒危険運転4人死亡事故から4年──2018年9月22日、青森県つがる市で元団体職員の運転者が、飲酒運転をして時速163キロに加速、前の車に追突するなど車4台が絡む事故を起こし、4人を死亡させ3人に重傷を負わせる事故を起こしました。

 2020年6月8日青森地裁は危険運転致死傷罪で被告を裁き、「極めて危険性が高く悪質」として懲役20年の刑を言い渡しました。

 23

・秋分の日

 30日(金) 交通事故死ゼロを目指す日
 30日(金)

クレーンの日──クレーン協会等がクレーン等の安全規則を公布したことを記念して、昭和55年に制定されました。 今年のスローガンは、

 「慌てず 焦らず しっかり確認 マニュアル守って クレーン安全」

 詳しくは、同協会のホームページを参照して下さい。  

   

 ~9

・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」期間 

 厚生労働省が主唱する熱中症予防対策キャンペーンは、5月1日から9月30日まで実施されています。 

 ~9月30日

・夏の省エネキャンペーン──6月より実施エネルギー消費の大きなピークの季節を迎え、省エネキャンペーンが行われています。

 9月中旬 ・2022年8月末までの交通事故発生状況発表(警察庁
 9月下旬

2022年7月分 トラック輸送情報国土交通省

 

 ◆9月の日没時刻 国立天文台 暦計算室による)

1日(木 福岡 18:45

大阪 18:25

東京 18:09

札幌 18:10

 15日(木

福岡 18:26

大阪 18:06

東京 17:49

札幌 17:46

30日(金 福岡 18:05

大阪 17:44

東京 17:27

札幌 17:19

早めのライト点灯で事故防止
「早めにつけよう おもいやりライト運動に
 取り組みましょう!

 「秋の日はつるべおとし」と言われるように、秋の日は井戸の釣瓶が落ちるようにあっという間に暮れてしまいます。

 日没時刻が毎日早まるだけでなく、その後の薄暮の時間も短くなり、日が沈んで真っ暗になるのが夏より早く感じます。油断してライト点灯が遅くならないように注意してください。

 高齢者の夕刻の買い物なども、時刻的には日没後にでかけるようになります。日没前後は非常に危険であることうを意識しましょう。

 

 また、9月は台風や秋雨前線などの影響で昼間でも薄暗い日があります。少しでも暗いと感じたら、すぐに点灯する習慣をつけましょう。

 

 あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。 

 「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。


 詳しくは、おもいやりライトのサイトを参照してください

 

 JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
 JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。

 ※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください

 

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