バスの乗客へ、シートベルト着用を呼びかけ

乗客向けの着用啓蒙動画等も公開――日本バス協会

シートベルトを着用してください

 さる10月13日に富士山5合目近くの「ふじあざみライン」で発生した観光バスの横転事故では死者や重傷者が発生しました。

 この事故に関して原因が調査中であり、シートベルトの着用の有無が死亡・重傷の発生と関連があるか確定的ではありませんが、公益社団法人日本バス協会では、「シートベルトの装備があるバス車両においては、皆様ご自身のために走行中はシートベルトを着用してください」とホームページなどで訴えています。

 

 シートベルト着用は被害軽減の基本であり、過去の観光バス・貸切バスの事故例では、乗客のシートベルト非着用が被害の拡大に結びついた例が多く報告されています。

 高速路線バスなどを含めて、道路交通法でシートベルトが装備されたすべての座席で、シートベルト着用が義務づけられています。

 

 同協会ではシートベルト着用を促す啓蒙用リーフレットで乗客に着用を促すだけでなく、協会のYoutube公式チャンネルでもシートベルト着用を促す動画を公開しています。

 動画には、海外からの観光客が増加することにも対応し、英語・韓国語・中国語などによる音声案内とテロップが加えられています。

乗客の皆様へ シートベルト着用

 公益社団法人日本バス協会が、Youtubeチャンネル で公開した乗客向け動画より

 【関連記事】

★参考ページ★

 ●【貸切バス】事故事例から学ぶ──乗務員指導の重要性 (運行管理者のための知識)

 ● シートベルトをしていない乗客への損害賠償義務は? (安全管理法律相談)

■運行管理者のための指導・監督教材

指導・監督の指針に基づく教育資料

■2018年6月1日改正の新指針に準拠

 「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、運転者に指導する際の資料として、「運転者用資料」を39枚収録した管理者・指導者のためのテキストです。

 

 言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容。

 点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運転者に危険や安全運転ポイントを指導することができます。

 

 2018年6月に公布された一般バス事業者のための11項目、貸切バス向けの2項目の指針13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付していますので、この1冊で指導・監督対策は万全です。

 

【詳しくはこちら】

管理者向けの指導・監督資料については  → こちらを参照

ホーム >運転管理のヒント >運行管理者のための知識 >バスの乗客へ、シートベルト着用を呼びかけ

 

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