さる11月13日の午前6時半ごろ、鳥取県内を走る山陰道で、トラックがガードレールや案内標識に突っ込む単独事故が発生しました。
この事故でトラックの運転者が病院に搬送され、その後死亡しましたが、警察によると、運転者は目立った外傷はなく、搬送時には意識がもうろうとしてといい、死因は病死だったということです。
国土交通省によると、令和3年に報告のあった事業用自動車による健康起因事故は288件発生しており、約3割は、物損事故や人身事故につながっています。
運転中に体調不良に陥らないためには、普段から体調管理に気を配ることが重要です。
また、運転中に体調不良に陥った場合は無理をせず、路肩に車を止めて様子を見ることが大切です。無理をして運転を継続すると、周囲の車や歩行者等にも危険を及ぼすおそれがあることをしっかりと理解しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2023.11.15更新)
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