国土交通省は4月1日、「自動車運送事業者が運転者に行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル」の一部を改正し、全日本トラック協会や全日本バス協会など関係者団体に対し、改正内容の周知を図るように文書を発出しています。
2024年(令和6年)4月1日より適用された「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」を踏まえて内容が見直されたものです。
また、最近の事故を参考にして、適切な運送業の運営のために、貨物自動車運送事業法、道路運送車両法、道路交通法をはじめとした関係法令の順守が強調されています。
さらに、運転者適性診断の結果を活用し、運転者の特性に応じた指導の徹底も強調されており、運転者との密なコミュニケーションを図り、健康状況を把握することの重要性が示されています。
このほか概要編については、見やすいように簡潔な内容のリーフレットに変更されました。
※指導・監督のマニュアルは、国土交通省のwebサイト
からダウンロードできます。
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