公益社団法人 全日本トラック協会は、このほど整備管理者やトラックドライバーを対象に、事業用貨物自動車の日常点検整備や定期点検に関する実施項目をわかりやすく解説した、「点検整備ハンドブック」を作成しました。
A4サイズ32頁で、同協会のWEBサイトから自由にダウンロードして、事業所内で管理・指導に使用することができます。
最近、高速道路におけるタイヤトラブル(バースト)やエンジントラブルによる車両火災が多発して、NEXCO中日本など高速道路会社も、車両の点検・整備の重要性を訴えています。
とくに、大型トラックや大型バスの発火事故では、大きな火災などに結びつくおそれがあります。
また、毎年11月から2月にかけては、タイヤの脱落事故が相次ぎ、冬用タイヤ交換作業の問題点や車両管理のずさんさなどが指摘されています。
そこで、同協会では会員事業者に対して、常日頃から車両の状態を把握し、適切な整備で自動車の状態を維持することにより、安全確保に努めてほしいという趣旨からハンドブックの活用を呼びかけています。
*「点検整備ハンドブック」は、全日本トラック協会 のwebサイトからダウンロードできます。
本書は、トラック運送事業の運行管理者の皆さんに広く活用され、指導・監督の指針12項目に沿った教育が効果的に実施できると好評の「運行管理者のためのドライバー教育ツール」の第5弾です。
PART5では、各項目の管理者用資料がこれまでの1ページから3ページへの増量となり、さらに深く、役立つ情報をお届けすることで、より効果的なドライバー教育を実現することができます。
イラストとキーワードを中心に読みやすく編集していますので、ドライバーミーティングの際や、点呼時などの短時間でもご活用いただけます。
「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、貸切・乗合バスドライバーに対する「指導・監督の指針」に沿った教育が効果的に実施できる資料です。
2018年6月1日に改正された最新の指針に基づき、全13項目に対してそれぞれ、管理者がドライバーミーティングなどを行う際に利用できる「管理者用資料」1枚と、バスドライバーとして踏まえておきたい知識をイラストと3つのキーワードでわかりやすく解説した「運転者用資料」3枚の計52枚で構成しています。
管理者向けの指導・監督資料については → こちらを参照
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