駐車場でのバックは安全確認の手抜きをしない

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 先日、岐阜県海津市の銀行の駐車場で、歩いていた男性がバックしてきた軽乗用車にはねられる事故がありました。

 

 はねられた男性は、この銀行で用事を済ませて自分の車に戻る途中で、運転していたのは銀行の従業員で、バックで店舗の裏側に駐車しようとしていたところでした。

 

 駐車場内では、バックする車と歩行者との事故がときどき起きますが、その背景にあるのは双方の油断だと思います。

 

 駐車場を歩いている人は、他の車にほとんど注意をしていません。とくに、金融機関の駐車場では、通帳を見ていたり書類を確認したりして歩いていることが多く、車が近づいてきても気づかないことがあります。

 

 一方、駐車場でバックする車も、店舗の従業員が運転する場合には、バックする一連の運転動作に慣れていることもあり、後方の安全確認が疎かになることもあります。

 

 店舗などの駐車場でバックする場合には、安全確認の手抜きをしないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2024.8.28更新)

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