先日、静岡県三島市で乗用車を運転していた女性が、横断歩道を渡っていた下校中の女子小学生と衝突してケガをさせ、そのまま立ち去ったとして逮捕されました。
小学生は膝を打つ軽いケガをしており、女性は「小学生が『大丈夫』と言ったので、その場を立ち去った」と述べています。
子どもは、事故直後は興奮状態にあり、軽いケガだったら「大丈夫」と言ってしまう傾向があるのですが、時間が経つと重傷であったといったケースが少なくありません。
また、運転者も事故を起こして警察に連絡をすると、何らかの違反に問われて反則金などの支払い義務が生じますので、できれば連絡したくない心理が働いています。
そのため、子どもが「大丈夫」と言うと、これ幸いに立ち去ってしまうことがあります。
子どもと事故を起こして、「大丈夫」と言われたからと言って、その場から立ち去ったりすると「救護義務違反(ひき逃げ)」に問われることがあります。
事故を起こしたら必ず警察に連絡するとともに、被害者のケガの手当をすると共に、場合によっては救急車を要請してください。
(シンク出版株式会社 2024.11.6更新)
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