さる11月2日午前3時30分頃、福岡県北九州市の国道において、大型トラックが運行中、道路上のクッションドラムに接触して、そのまま逃走する事故が起きました。
警察によると、この運転者は飲酒運転をしており、営業所にある休憩所内で缶酎ハイを3本飲酒したのち、点呼を受けずに運行を開始したようです。
このように、事業所の休憩室で、お酒を飲みたい気持ちをコントールできないような場合は「アルコール依存症」である疑いがあります。
事業所では、今回のケースのような休憩室での飲酒のほか、仮眠前や食事中の飲酒、帰社時の飲酒について、目を光らせる必要があります。
また、アルコール依存症は早期の発見と治療が重要です。多量飲酒の傾向がある運転者には、アルコール依存症の危険性について認識させましょう。
そして、必要に応じてスクリーニング検査を実施して、早期の治療を指導しましょう。
(シンク出版株式会社 2024.11.12更新)
「2025トラック運行管理者手帳」と「2025バス運行管理者手帳」を好評発売中です!
2025年版はカバーの素材とデザインの見直しを行い、リバーシブルになりました。表面は、これまでのイメージを踏襲したシックなデザインを施しました。一方、裏面は街並みを俯瞰したイラストとなっておりますので、お好みに応じて選択可能です。
手帳の内容も、運行管理に必要な情報を厳選して掲載しており、最近の法改正にも対応しています。