―― 横断歩道上の 歩行者絶対 見落とすな ――
信号機のない横断歩道で、小学生がはねられる事故が起きました。運転者は前をよく見ていなかったと答えているようですが、言語道断です。横断歩道では、横断中の歩行者はもちろん、その付近にいる、横断しようとする歩行者も見落とすことがないように運転に集中しましょう。
―― 運転中も 荷台の確認 行おう ――
ダンプカーの荷台が上がったまま走行し、歩道橋に衝突する事故が発生しました。なぜ、荷台が上がったままで走行していたのかは不明ですが、運転前に、しっかりと確認していれば防ぐことのできる事故です。また、走行中も後方の様子は気にかけてください。
―― 横断歩道 近づく際は 歩行者探せ ――
信号機のない横断歩道で、しっかりと止まって歩行者に進路を譲れている車は、まだまだ多くありません。横断歩道での歩行者保護は法令で義務付けられています。横断歩道に近づく際には、その周辺に横断しようとする歩行者がいないかどうかをしっかりと探し、見落とさないようにしましょう。
―― 右折入庫 直進車両を 邪魔しない ――
施設に右折で入庫しようとした車両と直進車両が衝突する事故が起きました。「直進車より先に入庫したい!」という気持ちが働いたのでしょうが、ときには交差車両の距離や速度を読み間違うこともあります。右折時には焦らず、直進車の通過を待ちましょう。
―― ジャンクション 速度の出し過ぎ 要注意 ――
高速道路のジャンクションで、トレーラーが横転する事故が起きました。急カーブであり、速度の出し過ぎが原因だと思われます。高速道路のジャンクションや出口付近では、つい、本線上と同じような速度で走ってしまいますが、カーブの手前ではしっかりと減速することを意識しましょう。
―― 自転車も 飲酒幇助で 捕まります ――
先日、飲酒運転をすると知りながら友人に自転車を貸したとして、20歳代の男が書類送検されました。車と同様に、自転車であっても飲酒運転を幇助すると罰則があります。「自転車だから大丈夫」では済まされないことをしっかりと理解して、飲酒運転は絶対にしないようにしてください。
―― 車のキー 管理方法 見直そう ――
高校生が勝手に車を運転して、死亡するという事故が起きました。車のキーは車内に置いてあり、誰でも使える状態であったようです。「いつでも、だれでも移動できるように」などの理由から鍵の管理を怠った場合、事故の責任を問われる可能性が高くなりますので、管理を徹底しましょう。
―― 冬用タイヤ ナットの締め増し 実施しよう ――
「冬用タイヤに交換してしばらく経った」という事業所も多いのではないでしょうか。タイヤの脱落事故は、交換後、1か月以内の発生が大半を占めています。11月に交換した事業所では、ナットの締め増しを確実に実施してください。