薄暮時は確実に視力が低下する - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

薄暮時は確実に視力が低下する

薄暮溶けこみ

 薄暮時になると、コントラストがなくなって景色全体が薄暗くなり、昼間はハッキリと見えていたものが、見にくくなります。

 

 とくに、グレー系統の色は、路面の色に溶け込んで非常に見にくくなります。これは、運転者の視力が低下しているからです。


 昼間の視力が1.5ある人でも、薄暮時になるとヘッドライトなしでは0.6まで低下し、そこでヘッドライトを点灯すると0.9まで回復したという実験があります。


 このことから、視力が低下し、ものが見えにくくなる薄暮時の対策としては、早めにヘッドライトを点灯することです。


 薄暮時は、スモールランプやフォグランプだけで走行する人がいますが、これではあまり効果がありませんので、ヘッドライトを点灯して、対向車がいないときは上向きを利用することです。

 

(シンク出版株式会社 2010.10.22更新)

■DVD「点灯せ!心のヘッドライト ~ 歩行者との交通事故を防ぐ運転の心得 ~」

 交通事故死者の3割以上は歩行中に事故に遭っています。

 

 このDVDは自動車と歩行者との交通事故において割合が高い、子どもや高齢歩行者、夜間の歩行者事故に注目し、事故防止のポイントをまとめた映像教材です。

 主な構成は、以下の通りです。

 

 ■子どもの歩行者との事故──生活道路上での事故ポイント

 ■高齢歩行者との事故──高齢歩行者の特徴を知る

 ■夜間の歩行者との事故──生死を分けるハイビーム

 

 

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