4輪駆動車は全部同じタイヤでないと危険 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

4輪駆動車は全部同じタイヤでないと危険

 皆さんのなかには、4輪駆動車(4WD車)に乗っている人もおられると思います。

 

 4輪駆動車は、ご存じのとおり4輪とも駆動輪なので、タイヤを交換するときには、4輪とも同じタイヤにそろえないと危険なことを知っていますか。

 

 4輪駆動車が走行中に発火した事故がときどきあるのですが、その原因は、パンク時に取り付けた応急タイヤで長期間走行したり、前輪2輪、または後輪2輪だけ別のタイヤと交換したなど異なった種類のタイヤを着けていたために事故が起こっています。

 

 タイヤの径や種類が違うと、4輪駆動車ではデファレンシャルギヤに大きな負担がかかって異常加熱し、ひどいときは焼き付いて走行不能になったり、最悪の場合は発火して車両火災につながる危険があるのです。

 

 春になって、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換するときも注意してください。

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