Uターンの危険を知る - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

Uターンの危険を知る

危険なUターン

 皆さんは止まりたい場所を通り過ぎてしまったり、反対車線に目的地があった場合にはどうしていますか?
 「Uターンをする」と答える人が多いでしょうが、「Uターンは危険である」とよく言われていますよね。なぜ危険なのでしょうか?

 

 先日ある交差点でUターンにかかる時間を調べてみました。そうしますと、Uターンを初めて完了するまでの時間は約7秒であることがわかりました。

 7秒といいますと、対向車が時速50kmで接近してきている場合、約97メートルも進む時間になります。

 まずはこの距離感覚を読み間違えて、対向車と衝突する危険があります。

 

 それともうひとつは、道幅が狭かったり、ハンドルの切り角が足りなかった場合には1度で回りきれず、切り返しをしなければならないことになります。こうなるとますます対向車との衝突のリスクが高まります。

 

 また対向車にもブレーキをかけさせることになり、対向車線の交通の流れを乱してしまうことになるのです。

 

 このようにUターンはリスクの高い運転行動ですから、Uターン禁止場所ではなくても、左折を繰り返すなどして反対車線に戻るように心がけてください。

(2011.9.07更新)

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