「車は走る凶器」を再度認識しよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

「車は走る凶器」を再度認識しよう

暴走運転

 昔から「車は走る凶器」と言われてきました。皆さんも何度か耳にされた事があると思います。しかし、飲酒運転の車が運転を誤って歩道を歩いていた人を跳ねて死亡させた、といった悲惨な交通事故を見ていると、この事をあまり認識されていないのではないかを思う反面、改めて「車は走る凶器」だということを強く意識させられます。
 
 走る車は、大きな運動エネルギーを持っています。このことは、歩道などに立って走行している車を見ていると感じることができます。あれだけの大きな物体が、ものすごいスピードで目の前を通り過ぎるのを見ていると、その車が人間や自転車などに衝突したら、ひとたまりもないと恐怖感すら覚えてきます。

 車は確かに便利な乗り物ですが、一歩使い方を間違えると、凶器にもなります。運転者は、車を運転するということは、「凶器を振り回して走っている」という自覚を持っていただきたいと思います。
 
 私たち運転者は、車の便利さに慣れてしまい、凶器にもなるということを忘れがちになっていないでしょうか。ちょっとした油断や判断ミスをすると、大切な他人の生命を簡単に奪ってしまうということを、もう一度肝に銘じてハンドルを握りましょう。

(2011年9月28日)

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