一時停止の時間、3秒は必要 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

一時停止の時間、3秒は必要

 皆さんに「見通しが悪い交差点などを通過するときに、一時停止をしていますか?」と尋ねますと、ほとんどの人は「やってるよ」と答えられると思います。
 
 しかし、「やってるよ」と答えた人の一時停止を見ていると、タイヤが完全に止まる一時停止を励行している人は、ほとんどいないのではないでしょうか。仮に、止まったとしても、止まったかと思うとすぐに発進していますね。

 

 これでは、何のために一時停止をしているのかわかりません。一時停止は、十分な安全確認をするために行うもので、その本来の目的を忘れないことです。 

 一時停止をするときには、タイヤが完全に停止すること、つまりスピードメーターをゼロにすることを心がけてください。それから右を見て、左を見て、もう一度右を見て安全を確認します。ですから、約3秒の一時停止時間が必要です。

 もう一度、自分の一時停止を再チェックし、完全にタイヤを止め、安全を確認することを徹底しましょう。

(2011.10.03更新)

交差点の危険

 交差点とその付近は、全事故の5割以上を占める事故多発地点です。

 

 シンク出版では、交差点を「左折」、「右折」、「直進」するときの運転ぶりをセルフチェックし、それぞれの危険度を理解することができる参加型教材、「交差点事故の危険度をチェックしよう」を作成しました。

  

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示