パーキングブレーキはしっかり引こう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

パーキングブレーキはしっかり引こう

 皆さんご存じのように、車のブレーキにはフットブレーキとパーキングブレーキがあります。


 駐停車時に、パーキングブレーキを必ず引いているという人はどれくらいおられるでしょうか。習慣になっている人はよいのですが、忘れることがあるという人は、意識してパーキングブレーキを引くようにしてください。

 

 ときどき、駐停車時にパーキングブレーキを引き忘れたり、不十分な引きであったために、運転者が車から離れた間に車が動き出し、事故になるケースがあります。
 とくに、急いでいたりするときに、パーキングブレーキを忘れますので、平坦地、傾斜地関係なく駐停車時は、パーキングブレーキをいっぱいまで引く習慣をつけておきましょう。

 

 最近の車は、AT車が主流になっており、Pレンジに入れておけばよいという人がいますが、Pレンジで作動するパーキングのロックは、強固なものではありませんので、AT車であってもパーキングブレーキを引くという習慣が必要です。

 

 また、パーキングブレーキを点検する場合は、パーキングブレーキ・レバーをいっぱいに引いて(またはペダルをいっぱいに踏んで)カチッカチッというノッチ音を数えます。適正なノッチ数は、車の取扱説明書などに書いてありますので、引きしろや踏みしろが大きい場合は、整備工場で調整してもらいましょう。

(2012.3.13更新)

交通安全教材のお知らせ

 小冊子「自分で気づこう!!バック事故の危険」は、駐車場や構内などでの自分の運転をチェックすることで、バック時の危険性に気づくことのできる、バック事故防止教材です。

【詳しくはこちら】

交通安全 朝礼話題
トップに戻る パソコン版で表示