運転行動を変えるときはできるだけ単独で行おう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

運転行動を変えるときはできるだけ単独で行おう

右折は対向車が途切れてからゆっくりと
右折は対向車が途切れてからゆっくりと

 皆さん、車を運転していていちばん事故が起こりやすいのは、どういうときだと思いますか。
 いろいろな意見があるかと思いますが、私はそれまでの運転行動を変えるときだと思っています。たとえば、交差点を右折する、左折する、車線を変更する、道路端へ停止する、道路端から発進する、脇道から合流する等々、いろいろな場面があります。


 このとき、行動を変えようとする周辺に、相手車両や歩行者などがいればいるほど、事故になる危険性が高くなるのはいうまでもありません。
 言い換えれば、右左折などこれまでの運転行動を変えるときに、周りに車や自転車、歩行者などがいない状態で行うのがいちばん安全ということになります。


 私は、交差点を右折するときに心がけていることがあります。
 それは、「対向直進車の間をぬって素早く」ではなく、「対向車が途切れてからゆっくりと」をモットーにしています。

 

 発進するときや合流するときも、後続車が来ていないときに行えば、事故になる可能性は限りなくゼロに近くなります。

 

 後続車が来ているのに、その前に無理矢理に割り込んだりする車を見ることがあります。欧米では、後続車にブレーキを踏ませる運転がいちばんまずい運転と言われており、そういう運転は絶対にやめましょう。

(2012.4.17更新)

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