枯れ草による車両火災に注意しよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

枯れ草による車両火災に注意しよう

車両火災

 車を止めるときに、周りに枯れ草があるかどうかを気にする人はあまりいませんよね。
 しかし、車の周りにある枯れ草がときどき車両火災に結びつくことがあるので注意しなければなりません。

 さる5月26日、兵庫県淡路市の男性(69歳)が運転する軽トラックが走行中に出火して、全焼するという事件がありました。
 運転していた男性は、すぐに逃げてケガなどはなかったのですが、周囲の雑草が約100平方メートルにわたって焼けていたことから、警察では軽トラックのタイヤが空転し、その摩擦熱が原因で枯れ草に着火したとみています。

 タイヤの摩擦熱以外にも、車の周りの枯れ草に火が着いて車両火災を引き起こすということはあります。
 よく報告されるのが、草むらなどに車を止めてエンジンをかけっぱなしにして仮眠しているとき、排気管が熱くなって枯れ草に火が着くケースです。

 いずれにしても、車の周りに枯れ草があっても気にしない人が多いのですが、枯れ草があるとそれに着火して車両火災に結びつくことがあります。
 車を止めるときには、枯れ草や段ボール等の可燃物の近くに停車させないようにするとともに、そこではエンジンをかけたままに駐停車しない、ということを心がけてください。

(シンク出版株式会社 2013.6.5更新)

運転者向け安全運転指導教材のご案内

うっかり事故を防止すれば事故は激減する!


 うっかり事故の3大要因である「先急ぎ」「わき見・漫然」「思い込み」の危険度をチェックする「うっかり事故の危険度をチェックしよう」 が好評です。

 

 この冊子は、自分がどのようなときに「うっかり」しやすいかをチェックし、危険な傾向を具体的に知ることで、ドライバーの自覚を促す教育教材です。

 

【詳しくはこちらを参照】

トップに戻る パソコン版で表示