繁華街を走行するときには細心の注意を - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

繁華街を走行するときには細心の注意を

 これから、忘年会シーズンを迎えます。夜間に繁華街や飲み屋街を走行する場合には、細心の注意を払ってください。というのは、通りを歩いている歩行者は仕事から解放されて自由な気分で歩いていますし、お酒が入っていればいっそう危険な行動をしがちです。


 自動車が来ていてもあまり注意を払わずに歩いており、何かの拍子に急に路上に出てくる可能性があり、漫然と走行していると衝突する危険があります。


 もう一つの危険要因は、自分自身が疲れているということです。その日いっぱいの仕事や運転で疲れており、意識していないと漫然運転になりがちです。疲れているのは、自分だけでなく他の運転者も同じですので、他車も突飛な動きをすることがあるので、注意が必要です。


 もし、前を走行している車がタクシーの場合は、さらに注意しなければなりません。前方にいる歩行者が手を上げてタクシーを呼び止めれば急ブレーキを踏むことがあり、漫然と追従していれば追突する危険があるからです。


 いずれにしても、この時期の夜間に繁華街や飲み屋街を走行するのは危険が多いので、できれば迂回して走行しないようにしましょう。どうしても走行しなければならないときには、十分にスピードを落として細心の注意を払って運転してください。

 

(シンク出版株式会社 2013.12.11更新)

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