直線道路での車内へのわき見に注意

 さる5月11日、山梨県の国道52号の直線道路で、大型ダンプカーが対向車線にはみ出して観光バスと正面衝突し、バスの乗員や乗客ら46人がケガを負う事故がありました。


 この事故は、ダンプカーを運転していた会社員が「車内の物を取ろうとしてわき見をしてしまった」ことが原因でした。


 事故を起こした運転者が、何を取ろうとしたのかは定かではありませんが、直線道路が続くような場所では、つい油断して「ハンドルさえ動かさなければ大丈夫だろう」と、運転に必要でないことをしがちになります。


 ところが、何かを取ろうとするとどうしても身体がよじれてしまい、運転姿勢が乱れてしまいます。そうすると握っていたハンドルも微妙に動きますので、車を真っ直ぐに走らせることが難しくなります。


 私も経験があるのですが、自分では真っ直ぐ走らせているつもりでも、徐々に車線を外れてしまい車体半分ほど対向車線にはみ出していたことがあります。


 そのときは、対向車がクラクションを鳴らしてくれたので、慌てて元の車線に戻ったのですが、本当に怖い経験をしました


 前方から目線を離しながら真っ直ぐ走るのは簡単ではありませんので、絶対にわき見をしないようにしてください。 

(シンク出版株式会社 2015.5.19更新)

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