フロントガラスが凍結したまま運転しない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

フロントガラスが凍結したまま運転しない

写真はイメージです。文中の事故とは直接関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは直接関係ありません

 冬場になると、野外に駐車している車のフロントガラスに霜が降りていたり、ガラス表面に付着している水分が凍結していることがあります。

 

 さる1月16日午前6時半すぎ、千葉市中央区の交差点で横断歩道を歩いていた高齢者が軽自動車にはねられる事故がありました。

 軽自動車を運転していた男性は、警察の調べに対して「フロントガラスが凍結して前が見えなかった」と供述しているそうです。

 

 霜などが付着している場合は、ウエスなどで拭けばすぐに取れるので問題はないのですが、水分が付着したり雪が降って凍結している場合には、簡単に取れません。

 

 そのため、フロントガラスの運転席の前を少しだけ拭いて運転したり、凍結しままで中からデフロスターをかけていればそのうち溶けるだろうと、そのまま出発する人がいます。

 

 こうした横着な運転態度でいると、いつか事故を起こすことになります。

 

 前が見えないまま運転することほど危険なことはありません。

 フロントガラスが凍っていたら、確実に拭いて視界を確保してから出発するようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2017.1.23更新)

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