ブレーキとアクセルの間に足を挟まれないように - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

ブレーキとアクセルの間に足を挟まれないように

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる3月20日午前10時すぎ、宮城県気仙沼市で彼岸の墓参りに来ていた高齢の兄弟が乗った軽乗用車が、墓地の中を通る道路から約6m下の崖下に転落し、後部座席に乗っていた弟が死亡する事故がありました。 

 

 運転していた兄は「アクセルとブレーキペダルの間に靴が挟まってしまった」と話しているということです。

 

 なぜアクセルとブレーキペダルの間に靴が挟まったかは定かではありませんが、ブレーキを踏み外したときに靴がアクセルとの間に入り挟まることがあります。

 

 たとえば、雨の日に運転するときに、靴の裏が濡れていたりするとブレーキを踏んだときに足が滑ることがあります。

 また、ブレーキを踏むときにペダルの中心を踏まずに、ペダルの端を踏む習慣のある人は、踏み外すことが多くなります。

 

 いずれにしても、ブレーキを踏み外すとアクセルとの間に足が挟まる危険性は高くなります。

 雨の日は、靴の裏の水滴を拭って運転することや、ブレーキの端を踏むクセがある人は、ペダル中央を踏む習慣をつけることを心がけてください。

(シンク出版株式会社 2017.3.28更新)

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