子どもをトラックの荷台に乗せない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

子どもをトラックの荷台に乗せない

 さる4月23日午後7時前、山形県遊佐町で32歳の男性が運転する軽トラックの荷台に乗っていた8歳の息子がバランスを崩し、道路に転落して大けがをする事故がありました。 

 

 警察によりますと、軽トラックの荷台にはけがをした男の子を含め子ども3人が乗っていたということです。 

 

 軽トラックの乗車定員は、ほとんどが2人定員となっており、ドライバーのほかには大人1人しか乗車できません。

 

 子どもを乗せる場合には3人で大人2人に数えますから、大人1人で子ども1.5人に当たります。ですから、軽トラックに乗せられる子どもの人数も1人までとなります。

 

 ですから父親は、軽トラックの助手席に子ども3人を乗せることができないので荷台に乗せたのではないかと思います。しかし、道路交通法では荷物の見張りなどの例外を除けば、荷台に人を乗せて走ることは禁じられていますし、何よりも子どもだけを荷台に乗せておくのは危険すぎます。

 

 座席に乗れないからといって、荷台に子どもを乗せるのは絶対にやめましょう。

 

(シンク出版株式会社 2017.5.2更新)

■バス事業者のための「点呼ツール」を発行

 指導用テキスト「バス事業者のための点呼ツール」は、点呼の実施方法や記録方法などの基本的知識から解説し、実際の点呼時に使えるイラスト入り「安全指導場面」を30場面収録した、バス事業者のための点呼支援教材です。

 

 言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントや注意事項も、イラストがあればより具体的に危険なポイントをイメージすることができます。

 

 また、近年改正された道路運送法や旅客自動車運送事業運輸規則等の改正ポイントもわかりやすく解説しています。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示