雨の夜間、傘差し横断者に注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

雨の夜間、傘差し横断者に注意

 梅雨の真っ最中で各地で強い雨が予想されますが、とくに雨の日の夜間は車も歩行者も視界も悪くなるので注意が必要です。

 

 さる7月2日午前2時5分ごろ、秋田市内の道路を横断していた32歳の男性が乗用車にはねられる事故がありました。

 

 現場は、両方の車線が7車線(片側3車線と4車線)もある広い直線区間で、横断歩道や信号機は設置されていませんでしたが、近くには歩道橋が設置されていました。

 

 事故当時、雨が降っていて視界も悪く、男性は歩道橋を利用せずに道路を横断していてはねられたものとみられています。

 

 雨が降っている深夜、歩道橋のある広い直線道路を走行している運転者としては、まさか横断している歩行者がいるとは想像していなかったと思います。

 

 一方、横断する歩行者のほうも、雨が降っているので歩道橋を利用するのが面倒で道路を横断したのだと思いますが、傘で視界が遮られ走行してくる車を見逃したのではないでしょうか。

 

 雨の日には、歩行者も傘を差して遠くが見えにくい状態ですので、運転者としては、傘を差して道路を横断してくる歩行者を見落とさないようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2017.7.7更新)

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