バック時はアクセルとブレーキの踏み間違いに注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

バック時はアクセルとブレーキの踏み間違いに注意

 さる8月29日午後3時20分ごろ、福岡市中央区のコンビニの駐車場で、運転席のドアを開いてバックで駐車しようとしていた個人タクシーが店の壁に衝突し、72歳の運転者が死亡する事故がありました。

 

 警察では、タクシーの運転者がアクセルとブレーキを踏み間違えたのではないかとみています。

 

 アクセルとブレーキを踏み間違える原因としては、いろいろあると思いますが、いちばん間違えやすいのはバックする時ではないかと思っています。

 

 今回の事例のように、運転席のドアを開いてバックするときには、運転者の身体は大きく傾いているためアクセルとブレーキの位置関係にズレが生じ、ブレーキを踏んでいるつもりがアクセルを踏んでいることがあります。

 

 そして、車が動いて慌ててブレーキを踏もうとして、さらにアクセルを踏んでしまうというパターンです。

 

 体をねじってバックするときには、アクセルとブレーキを間違えやすいということを頭に入れ、アクセルやブレーキの位置を念入りに確認することを徹底してください。

 

(シンク出版株式会社 2017.9.5更新)

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