ぬかるみからの脱出は人がいないときに - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

ぬかるみからの脱出は人がいないときに

写真はイメージです。本文の事故とは関係がありません
写真はイメージです。本文の事故とは関係がありません

 さる9月7日午前10時25分ごろ、千葉県東金市の私有地で高齢者がぬかるみから脱出しようとした乗用車にはねられ、重傷を負う事故がありました。

 

 警察によりますと、乗用車は方向転回しようとしてバックで私有地に入ろうとした際にぬかるみに脱輪したため、脱出しようとアクセルと踏み込み過ぎて右前方にいた高齢者をはねたものです。

 

 運転していた男性は「人がいるのは分かっていたが、脱出することに夢中になっていた」などと供述しているということです。

 

 雪道やぬかるみにスタックしたときに、そこから抜け出すためにアクセルを踏む込むことがあります。

 

 そのとき、すぐに脱出できればよいのですが、タイヤが空回りしてなかなか抜け出されないことがあります。ところが、アクセルを吹かしているいるうちにグリップが回復すると、アクセルを踏んでいる分だけ飛び出してしまうことがあります。

 

 ぬかるみなどから脱出するときに、アクセルをコントロールして車の動きを制御するのは非常に困難です。前に人がいるときに脱出を試みることほど危険なことはありません。絶対にやめましょう。

 

(シンク出版株式会社 2017.9.15更新)

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