通学通園バスの側方では徐行しよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

通学通園バスの側方では徐行しよう

 皆さんは、停車している幼稚園や保育園などの送迎バスの横を通過するとき、どうしていますか?

 きちんと徐行して安全確認をしていますか?

 

 さる9月11日午後3時45分ごろ、岐阜県土岐市の市道で幼稚園の送迎バスから降りた4歳の男の子が後ろから来た車にはねられ、車はそのまま逃走しました。園児は幸いなことに軽傷ですんでいます。

 

 ひき逃げは論外ですが、はねた車の運転者の安全意識が低いことにも驚かされます。

 

 園児はバスを降りた後、迎えにきた祖母のところへ行くため道路を横断しようとしました。

 

 送迎バスの前後ではこうした横断のあることが当然予測できますので、「徐行して安全確認」をすることが道路交通法で義務づけられているのです。

 

 なお道交法の条文では、停車した通園・通学バスの「側方を通過するとき」としか定められていませんから、追越しや追抜きの場合だけでなく、対向車線側を通過するときも徐行して安全を確認する必要があります。

 

(シンク出版株式会社 2017.09.19更新)

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