車線を跨いで左折するのはやめよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

車線を跨いで左折するのはやめよう

 さる3月2日午前7時半すぎ、大阪市東住吉区で片側3車線の真ん中車線を走行していた車が強引に左折しようとして、走行車線を走行してきたバイクと衝突し、バイクに乗っていた男性会社員が重傷を負う事故がありました。

 

 片側3車線の道路を走行していると、真ん中の車線を走行していた車が隣車線を跨いで左折する車をたまにみることがありますが、左後ろを走行している車にとっては、これほど危険で迷惑なことはありません。

 

 隣車線から車線変更をしてくるときには、斜め前に走行していきますので、急なタイミングで入ってきてもさほど危険は感じないのですが、そのまま左折してくると直前を横切る形になりますので、少し油断していると衝突しかねません。

 

 道路交通法には、交差点を左折するときは、その前から予め道路左側端に寄って、徐行しなければならないと定められており、真ん中の車線から左車線を跨いで一気に左折するのは、単に交通違反というだけでなく非常に危険です。

 

 隣の車線を跨ぐようにして左折したり、右折するのは危険ですので絶対にやめてください。

 

(シンク出版株式会社 2018.3.9更新)

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