大型車のスペアタイヤ定期点検を義務づけ

■自動車点検基準の一部改正(10月施行)──国土交通省

バス事業者の罰金1億円

 国土交通省は、自動車点検基準を改正し、大型トラック・バスのスペアタイヤの定期点検を義務づける方針です。

 また、大型自動車使用者に選任が義務づけられている整備管理者について、定期的な研修を受講させることを運送事業者に義務づけます。

 

 2017年10月、道路上に落下した大型車のスペアタイヤに起因する死亡事故が発生しました。

 

 しかし、現行の点検基準ではスペアタイヤに関する定めがなく、点検は義務づけられていません。

 今回の改正で、スペアタイヤと取付けに関しても点検基準に追加され点検が義務づけられます。

 

■スペアタイヤの緩み、取付装置の損傷などを調べて事故抑止を図る

 同省では、平成30年5月までに点検基準を改正し、事業用自動車の定期点検の基準を定める別表3及び別表4に「車両総重量8トン以上または乗車定員30人以上の大型自動車のスペアタイヤとその取付装置の状態等」が追加されます。これは3か月ごとに行う点検項目への追加です。

 点検内容としては、以下を定めることが検討されています。

 ・スペアタイヤ取付装置の緩み、がた及び損傷

 ・スペアタイヤの取付状態

 ・ツールボックスの取付部の緩み及び損傷

 

 なお、点検整備手引も一部改正され、以下の文言等を追加されます。

 ・スペアタイヤの取付装置に緩み、がた、損傷がないかを点検すること

 ・スペアタイヤが傾きや緩みなく確実に取り付けられているか点検すること

 ・ツールボックスの取付部に緩み及び損傷がないかを点検すること

 

■整備管理者に定期的な研修受講義務

 さらに、旅客自動車運送事業運輸規則、貨物自動車運送事業輸送安全規則を改正し、以下の対象は地方運輸局長が行う整備管理者向け研修の受講を義務づけられます。

 ・新たに整備管理者となった者

 ・研修受講後一定期間を経過した整備管理者

 ※整備管理者と同様に自動車の整備に携わる者である整備主任者、自動車検査員の研修に関しても研修の受講が義務づけられます。

■改正のスケジュール

 公布日:平成30年5月 

 施行予定:平成30年10月1日

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