ジャンクションではスピードを落とす - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

ジャンクションではスピードを落とす

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる4月11日午後1時前、岩手県花巻市の東北自動車道と釜石自動車道が合流・分離する花巻ジャンクションで、走行していた大型トラックが道路脇の法面に転落する事故がありました。

 

 事故の現場は、釜石自動車道から東北自動車道の盛岡方面に向かうカーブの一番きつい所を抜けて、直進に入る手前でした。

 

 高速道路のジャンクションは、それまで走行していた高速道路を離れて、違う高速道路に向かう道路ですので、車線の幅も狭くてカーブもきつい道路になっています。

 

 そのため、スピードを出していると遠心力で路外へはみ出してしまいますので、その手前で十分にスピードを落としてジャンクションに入る必要があります。

 

 しかし、それまで長時間高速走行をしていると、自分ではスピードを落としたつもりでも思っているほどスピードが落ちていないことがあり、カーブを曲がり切れずに路外に飛び出してしまうことがあります。

 

 高速道路のジャンクションに入るときは、自分の感覚だけに頼らずスピードメーターで確認しながらスピードを落としてください。

 

(シンク出版株式会社 2018.4.18更新)

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