トンネル内では点灯し、車間距離を十分に取ろう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

トンネル内では点灯し、車間距離を十分に取ろう

写真はイメージです。文中の事故とは直接関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは直接関係ありません

 トンネルの中は暗く、ライトを点灯していないと前車との車間距離が十分なのかわからないことが多いので、点灯して距離を保つように意識することが大切です。

 

 さる7月4日、岩手県盛岡市の国道トンネル内で、乗客乗員38人を乗せた観光バスが前方で停止したトラックに追突し、18人が負傷する事故が発生しました。

 

 トラックは前方で発生した他の単独事故に気づいて衝突を避けるために停止しましたが、後続のバスが急ブレーキをかけたものの間に合わずに追突しました。

 

 トンネルでは前方の状況がわかりにくいので、油断して車間距離を詰めて走行していると、このような事故が起こりやすいのです。

 

 また、トンネルは水はけをよくするために傾斜している場合が多いので、上り坂における減速や下り坂になったことによる加速などの理由から気づかないうちに車間距離が詰まりやすく、追突事故が起こりやすい状況になります。

 

 これらの危険を念頭におき、トンネル内では常に距離をとって前方の状況変化に注意して走行しましょう。

(シンク出版株式会社 2018.7.9更新)

■トンネルなど悪条件下の事故の危険に気づこう

 小冊子「悪条件下における事故防止のポイント」は、運転中に遭遇する「トンネル」「雨天」「夜間」「渋滞」「堤防道路」「山間部」といった悪条件下における事故防止を狙いとした教育教材です。

 

 それぞれの運転場面における注意すべきポイントを簡潔にまとめていますので、悪条件下における事故防止のポイントを簡単に理解していただくことができます。

 

 

 

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示