路上の落下物に注意しよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

路上の落下物に注意しよう

 先日、ニュースなどで前方を走っていたタクシーが突然炎上するドライブレコーダーの映像が報道されていました。

 

 タクシーが路上に落ちていたガソリン携行缶を引きずってしまったことが原因だということです。

 

 車を運転していると、路上に多くの落下物に出会いますが、遠くから落下物の存在がわかっていれば、その落下物を避けることができるのですが、問題は避ける時間がないくらい近くで発見したときです。

 

 小さくて柔らかい落下物ならその上を跨いで通過しても、さほど走行に大きな影響はないと思います。

 しかし、少し大きな落下物の場合には跨いで走行しようとすると、この事故のように路面と車体の間に荷物が挟まったりして、思わぬ事故を招くことがあります。

 

 また、落下物を避けることができずにその上に乗り上げてしまうことがあるのですが、そのとき車が傾いて横転するという事故も起きていますので、安易に乗り上げるのも危険を伴います。

 

 これから台風シーズンを迎えますので、強風で荷物があおられて落下物が増える危険があり、注意が必要です。

 前車との車間距離をとって、早めに落下物を見つけて余裕を持って避けることができる運転を心がけましょう。

 

(シンク出版株式会社 2019.8.13更新)

■交通の危険を認識して事故を防止しましょう

 あなたは自分自身の危険な運転行動を「危険」と認識できていますか?

 

 自己診断テスト「事故を防ぐ危険認識度チェック」は、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくだけで、事故を防ぐために大切な「危険認識度」をつかむことができます。 

 「運転行動を変えるとき」や「死角に対する危険認識」など6つのパターンに分析しますので、どういう状況での危険認識度が低いかを確認できます。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示