急な割込みと感じられない運転を心がけよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

急な割込みと感じられない運転を心がけよう

 

 「あおり運転」をされた経験のある人に、きっかけとして思い当たる運転行動を聞くと「車線変更をした」と答える人が多くを占めています。

 

 おそらく車線変更をする際に、相手の感情を逆撫でをするような行動をしているのだと思いますが、その最たるものは「急に直前に割り込んでくる」運転だと思います。

 

 逆にいえば、急に直前に割り込まない運転を心がければ、あおり運転を誘発するリスクが少なくなるということだと思います。

 

 たとえば、「急に」という印象を避けるには、ウインカーを出して少し間を置いてから行動に移ることです。ウインカーを出さなかったり、出してからすぐ行動に移るのは、相手によい印象を与えません。

 

 また、「直前」という印象を避けるには、相手車との距離はもちろんですがスピードを見極める必要があります。

 距離があっても相手がスピードを出して近づいているところに車線変更をしたら、急な割込みととられかねません。

 

 ウインカーを出して、相手がそれほどスピードを上げてこないようなら、車線変更をしても「直前」に割り込んできたという印象を与えないと思われます。

 

(シンク出版株式会社 2020.1.14更新)

■教育用ビデオ「あおり運転~加害者にも被害者にもならないために」

「あおり運転」をめぐる事件が近年たて続けに起きて社会問題になり、多くのドライバーが「あおり運転」の被害を経験しています。

 

 このDVDは「あおり運転」の定義から、感情コントロールの方法、具体的な運転方法、あおり運転の被害にあった時の対処まで解説した作品となっています。

 「あおり運転」の加害者にも被害者にもならないために、私たちドライバーがどうすればよいのかを学ぶことができますので、事業所の安全運転教育に最適な内容となっています。 

 

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