ETCレーンではバーが開いたかの確認を - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

ETCレーンではバーが開いたかの確認を

 さる1月13日午前6時25分ころ、広島県の中国自動車道の庄原インターチェンジで、高速バスがETCのバーに接触し、乗客2人が軽いけがをする事故がありました。

 

 高速バスは、料金所を通過する際にETCのバーが開かなかったために急ブレーキをかけたはずみで、72歳の女性と49歳の男性が軽いけがをしたものです。

 

 バスの運転者は、「速度はあまり出していなかったが、バーが開かないことに気づくのが遅れた」と話しているということです。

 

 ETCゲートを通過する車をみていると、結構スピードを出して進入するドライバーが少なくありません。

 その背景には、ETCゲートのバーは当然開くものという意識があるのではないでしょうか。そのために、バーが開くかどうかを確認することがなく、ゲートに進入するのだと思います。

 

 しかし、ETCカードの挿入が不完全だったり、期限切れであったり、車載器自体に不具合があったりしたときには、当然バーは開きませんので、この事例のように接触することになります。

 

 ETCレーンでは、手前でスピードを落として進入し、バーが開くことを確認して通過するようにしてください。

(シンク出版株式会社 2020.1.24更新)

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