トンネル内では自転車の存在を頭に入れておこう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

トンネル内では自転車の存在を頭に入れておこう

 このコーナーでも何度も取り上げていますが、相変わらずトンネル内を走行している自転車が後方から来た車にはねられる事故が発生しています。

 

 さる2月9日午前7時40分ごろ、大分県臼杵市の国道のトンネル内を走行していた自転車が、後ろから走ってきた大型トラックに衝突され、死亡する事故がありました。

 

 事故の現場のトンネルは、約70mの片側1車線の直線道路で、自転車は大破しトラックは左の前方部分が壊れていました。

 

 トンネル内を走行している自転車が、後続車に衝突される事故の原因の一つは、トンネル内は路側帯が狭くて左側に寄って走行することができず、車道の真ん中寄りを走行せざるを得ないことがあります。

 

 もう一つは、トンネル内の暗さのために、発見しづらいこともあると思います。一方、後続車のほうも自転車がトンネル内を走行しているという意識があまりなく、そのため発見が遅れることもあります。

 

 最近では、健康志向の高まりからサイクリングをしている人が多く見かけます。トンネル内を走行するときも、自転車の存在を頭に入れておいてください。

 

(シンク出版株式会社 2020.2.20更新)

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