横断歩道近くのバス停では歩行者に注意

写真はイメージです。文中の事故とは関連がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関連がありません

 記憶に新しいとは思いますが、2018年8月30日、横浜市でバス停に停車したバスの後方の横断歩道を渡ろうとした小学5年生が、対向してきた走行車にはねられて死亡する事故が起きました。

 

 国土交通省では、この事故をきっかけに横断歩道や交差点のそばにあり、停車したバスが死角を作り歩行者事故を誘発する恐れがある危険なバス停について実態調査を進めています。

 

 このほど茨城県、長野県、三重県、香川県、愛媛県、沖縄県の6県についてバス停名や所在地をまとめたリストを公表しました(各県の運輸支局などのホームページに掲載されています)。

 

 それによりますと、危険なバス停は6県だけで計 780か所に上っており、国交省は年内にも残りの都道府県分の調査結果を順次公表する予定です。

 

 危険なバス停については、バス停の位置を移動したり横断歩道の場所を移設するなどの安全対策が実施される予定ですが、バス停を移設するには時間がかかる場合も少なくありません。

 

 したがって、バス停での歩行者事故を防止するには、まずドライバーの意識を高める必要があります。

 

 横断歩道付近のバス停にバスが停車しており、その付近を通過するときには、バスの死角から歩行者などが出てくると考えて、いつでも止まれるスピードで走行するようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2020.11.5更新)

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12月10日(火)

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