「緊急事態宣言」解除後の飲酒運転に注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

「緊急事態宣言」解除後の飲酒運転に注意

 日本全国に新型コロナウイルスが蔓延して、多くの都道府県で「緊急事態宣言」が発出されていましたが、10月1日をもって全面的に解除され、条件付きですが飲食店で酒類の提供も始まっています。

 

 それまでいろいろな面で我慢した生活をしてきましたので、溜まっているストレス発散もかねて飲食店に出かけている人も少なくないと思います。

 

 しかし、残念なことですが、飲食店に出かける人が増えると、どうしても飲酒運転が増えるようです。

 

 兵庫県警では、宣言が解除された10月1日~3日(金曜~日曜)に県内55か所で飲酒運転の取締りを実施したのですが、酒気帯び運転で12人が検挙されたということです。

 

 県警では、今回の宣言中の8月20日~9月30日までの毎週金曜から~日曜まで飲酒運転の取締りをしていましたが、その間の平均検挙者数は速報値で2・16人だったものが、解除後は一気に12人と5・5倍に増えています。

 

 緊急事態宣言が解除されて、多少の気の緩みがあるのは仕方ないとは思いますが、それが「飲酒運転」へつながるのは大きな問題です。酒を飲んだら絶対に車を運転しないでください。

 

(シンク出版株式会社 2021.10.21更新)

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