運転中強い眠気が襲ってきたらガマンは禁物 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

運転中強い眠気が襲ってきたらガマンは禁物

写真はイメージです。本文事故とは関係がありません
写真はイメージです。本文事故とは関係がありません

 さる10月24日午前9時半ごろ、静岡県伊豆市の国道を走行していた乗用車が反対車線にはみ出し、対向車線を走行してきたバイク2台と正面衝突してバイクを運転していた男性が死亡し、もう一台の男性が重傷を負う事故がありました。

 

 乗用車を運転していた女子大学生は、「運転中に眠くなってしまった」といった趣旨の供述をしているということです。

 

 車を運転していると、眠くなることはよくありますが、それでもこの事故のようにセンターラインを超えて対向車を衝突するようなことは滅多にありません。

 

 センターラインを超えてしまうほどですから、相当な眠気が襲ってきたのではないかと思います。

 どのような眠気なのかわからないのですが、まったく自覚がない眠りということなら「マイクロスリープ現象」かもしれません。

 

 マイクロスリープ現象は、眠気が強くなってきたときに瞬間的に数秒間居眠りをすることをさしますが、やっかいなことは運転者は眠ったことをほとんど自覚していないことです。

 

 運転中に強い眠気が襲ってきたら、ガマンをしないで安全な場所に車を止めて休憩をとるようにしてください。

(シンク出版 2021.10.29更新)

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