見通しのよい交差点でも交差車両に注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

見通しのよい交差点でも交差車両に注意

写真はイメージです。本文事故とは関係がありません
写真はイメージです。本文事故とは関係がありません

 さる1月22日午前9時半すぎ、愛媛県西予市の交差点で軽トラックと普通乗用車が出合い頭に衝突し、軽トラックの助手席に乗っていた高齢女性が死亡する事故がありました。

 

 事故の現場は、田園地帯にあり視界を遮る植木や建物などもなく見通しのよい交差点でした。

 

 見通しのよい交差点で出会い頭に衝突するなど、普通に考えるとあまり起きないように思いますが、こうした事故は結構起きているの注意が必要です。

 

 視界が開けた田園地帯の道路を走行していると、交差道路から走行して来る車は結構風景に溶け込んでおり、ぼんやりと運転しているとその存在を見落としがちになります。

 

 また、交差車両が自車と同じようなスピードで近づいて来ていると、視界の端で車が動きませんので、車の存在が認識できないという一面もあります。

 

 見通しのよい交差点を走行するときには、全部見えているからと安心しないで、意識して交差道路のほうに視線を向けて交差車両が近づいてきていないかを確認するようにしてください。

(シンク出版株式会社 2022.1.28更新)

■出会い頭事故を防ごう

本書は、出会い頭事故が発生する要因を「確認不足」「死角」「油断」「気を取られる」「相手のルール無視」「わき見・漫然」の6つに分類し、それぞれ事故事例とデータを中心に出会い頭事故の危険を解説しています。

また、設問に回答することで、自分の運転行動のどこに出会い頭事故の危険があるかを具体的に気づくことができる内容になっています。

 

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