踏切に閉じ込められたら遮断棒を押して脱出 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

踏切に閉じ込められたら遮断棒を押して脱出

 さる2月13日午前5時すぎ、北海道恵庭市にあるJR千歳線の踏切で貨物列車と軽トラックが衝突し、運転していた男性が死亡する事故がありました。

 

 目撃情報によりますと、軽トラックが踏切内に閉じ込められ、運転者が車から降りて遮断機を上げようとしていたところ、貨物列車と衝突したということです。

 

 踏切事故を防止する方法は、たった一つしかありません。それは踏切の警報が鳴っていたり、遮断棒が降りてきているのに、その中に進入しないことです。

 このことは、誰でもわかっていると思いますが、なかなか守られておらず、無理に進入して踏切事故を起こすケースが後を絶ちません。

 

 無理に踏切に進入する理由はさまざまですが、時間帯でいえば、この事例のように列車が運行していない早朝や深夜の時間帯が結構多いように思います。

 この時間帯は滅多に列車は運行していませんので、警報機などが鳴っていてもあまり気にせず無理に進入するのかもしれません。

 

 あってはならないことですが、踏切内に閉じ込められたら、自分の手で持ち上げようとせず、車で遮断棒を押せば上がるような仕組みになっていますので、速やかに脱出してください。

 

(シンク出版株式会社 2022.2.18更新)

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