車線変更はゆとりを持って行おう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

車線変更はゆとりを持って行おう

写真はイメージです。事故とは関係ありません。
写真はイメージです。事故とは関係ありません。

 

 さる3月10日午前0時半ごろ、神奈川県の東名高速道路を走行していたトラックが車線変更した際に、前のトラックに衝突する事故がありました。

 

 事故の現場は、片側3車線の中央車線を走行していた大型トラックが右側へ車線変更しようとした際、追越車線を走っていた大型トラックと衝突したものです。

 

 追突した運転者は、「進路変更をしようとした時に、目測を誤った」などと話しており、目撃した情報では「車線変更のタイミングが早くて、覆いかぶさるような感じでぶつかった」ということです。

 

 こうした証言から考えると、車線変更のタイミングが早すぎたということですので、前を走る遅い車を追い抜こうとして、右車線の車が通過した直後に車線変更したのだと思います。

 

 追越車線に車が次々に来ていると、なかなか車線変更ができませんので、いつまでも遅い車の後ろを走ることになり、結構イライラして通過する最後の車が待ちきれない心理状態になることがあります。

 

 そういう場合には、最後の車が通過すると同時に車線変更をしようとするのですが、タイミングが早すぎると衝突するリスクが高くなります。車線変更をする場合には、追越車線の車が通過してから少し時間を置いて行うようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2022.3.16更新)

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