狭い道路では、右側のコンビニに入るのは控えよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

狭い道路では、右側のコンビニに入るのは控えよう

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 

 さる4月12日午後4時半ごろ、千葉県柏市の県道で、右折していた軽自動車が直進してきたバイクと衝突し、バイクを運転していた女性が死亡する事故がありました。

 

 事故の現場は、片側1車線の道路で、軽自動車は右側にあるコンビニエンスストアに入るため右折横断しようとしていたということです。

 

 片側1車線の道路で、右側にあるコンビニなどに入ろうとして、直進してくるバイクなどと衝突する事故は少なくありません。

 

 その理由としては、道路を右折する運転行動は対向車線を横切ることになりますので、直進車のスピードを見誤ったりして、衝突のリスクはどうしても高くなります。

 

 もう一つは、片側1車線道路を右折しようとすると、どうしても後続車の走行を妨げることになり、早く右折しなければという「急ぎの心理」が働きます。そのため、安全確認が不十分なまま右折することがあると思います。

 

 こうしたリスクを考えると、コンビニはどこでもありますから、狭い道路では右側にあるコンビニに入るのは、できるだけ控えたほうが安全だと思われます。

 

(シンク出版株式会社 2022.4.20更新)

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