通学時間帯の住宅街ではスピードを落とそう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

通学時間帯の住宅街ではスピードを落とそう

写真はイメージです。本文事故とは関係がありません
写真はイメージです。本文事故とは関係がありません

 さる9月13日午前7時20分ごろ、金沢市の住宅街を走行していた乗用車が、登校のために自宅前の道路を横断していた小学4年生の女の子をはねる事故がありました。

 

 事故の現場は、住宅街を通る片側1車線の道路で、反対側には歩道が付いていますが、自宅側には狭い路側帯しかなく、女の子は横断歩道がない場所を渡っていたのではないかということです。

 

 女の子は、自宅前のすぐ前で右から来た車にはねられ、20mも飛ばされたということですので、乗用車はかなりのスピードで衝突したのではないかと思います。

 

 車を運転する者としては、登校時間帯に住宅街の片側1車線しかない狭い道路を走行しているのですから、自宅前から子どもが横断してくることを頭に入れておかなければなりません。

 

 そうした危険に対する予測があれば、必然的にスピードを落としたり、家屋の入口などから出てくる人をチェックするなどの行動をしたと思います。

 

 通学時間帯に住宅街を運転すること自体がリスクが高いわけですから、できれば走行しないようにすることが一番です。どうしても走行しなければならないときには、スピードを落として慎重な運転をしてください。

(シンク出版株式会社 2022.9.26更新)

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